【うた☆プリ】The song of a smiling face

第20話 ページ27

その日
結局、課題は見つからなかった


と、いうか姫花ちゃんが返してくれなかったって言うほうが正しいかな


まぁ、課題自体は出来ていたからその日のうちにもう一度作って提出したからいいんだけどね


しかし、

この一件が終わった次の日......


音「はぁ......」


なにかと音也がため息をつくようになった


それに、


あ「それでねーお母さんったら...」


と、普通に友達と話していても


親関係の事を話すと決まって音也はその場から離れてしまう


前に、


散歩に誘ってくれた夜も親の事を話したらとても悲しそうにしていた


あの時は、聞かないようにしていたけど


あんな暗い音也なんて見たくないよ......


今日、思いきって聞いてみよう


.


.


.


.


.


.


〜放課後〜


あ「音也何処かな......」


教室を見ても居なかった


すると、


翔「お前何してんだ？」


あ「あ、翔...」


そうだ、翔なら音也の居場所知ってるかも


あ「ねぇ翔、音也が何処にいるか知らない？」


翔「音也？アイツなら屋上に行ってたぞ？なんか考えたい事があるとか言ってたな」


考えたい事？


あ「いかなきゃ...」


私が屋上へと行こうとしたとき...


((ﾊﾟｼｯ


あ「翔......？」


翔に腕をつかまれた


翔「((ﾎﾞｿﾂ なんで、音也ばっかり...」


あ「え...？」


なにか翔が言ったが聞こえなかった


すると、


((ｷﾞｭｳ


あ「し、翔！？////////」


いきなり抱き締められた


翔「A...いかないでくれ.....」


あ「翔どうしたの？おかしいよ/////」


あの翔がこんなこと言うはずがない


だけど...


翔「俺、お前の事が......」


.


.


.


.


.


.


翔「好きだ............」

第21話→←第19話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す