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翔side
ここ数日、彼女の体調が思わしくない。
副作用がひどくなっている。
免疫力の低下を示しているらしい。
過保護だって言われても
それくらい心配なんだって。
ほんと、代わってやりたいくらいだよ。
深くも浅くもない、中途半端な呼吸で
眠る彼女の手を握りながら
ごめんな、
と栗色のボブのカツラをつけた頭を
なでながら呟く。
大野「あの……お時間よろしいですか?」
コンコン、と小さく音をたてて入ってきた。
カンファレンスルームへと移動し
キャスター付きの椅子に腰をおろした。
なんなのだろう、この胸のざわつきは。
何かを察しているような
そんな気がしてならなかった。
大野「河原さんの今後についてですが…」
ほら、やっぱり。
普段は明るい先生の顔が
一瞬にして雲に覆われた気がした。
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ポヨリン(プロフ) - 美彩さん» 現在製作中なのでぜひ、覗いてくださいm(_ _)m (2015年4月8日 0時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
美彩(プロフ) - ポヨリンさん» ありがとうございます!作品ができたらぜひ訪問させてください(^^)/ (2015年4月8日 0時) (レス) id: 3dd3c7ce57 (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - 美彩さん» 青い鳥さんのアプリでもポヨリン名でフォローさせていただいております。確認、よろしくお願い致します。いつかこのような作品が書けるように私も頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2015年4月7日 23時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
美彩(プロフ) - ポヨリンさん» ありがとうございます!初めての作品で右も左も分からず書いていましたがこのような声を聞くとたまらなく嬉しいです! (2015年4月7日 23時) (レス) id: 3dd3c7ce57 (このIDを非表示/違反報告)
ポヨリン(プロフ) - とても素敵なお話でした。感情移入がしやすく、読みやすかったです。素敵な作品をありがとうございました。・゜・(ノД`)・゜・。 (2015年4月7日 0時) (レス) id: faa9497605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美彩 | 作成日時:2014年7月19日 0時