無愛想な君② (ページ45)

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SG「はぁ…まったく…。なんでこうなったかなー。俺、言ったよな？あ、俺だけじゃないか、他の奴らも。もっと頼れって」

しばらく沈黙が続いた後、ユンギがイラついたように話し始めた。

「はい、言ってました」

JH「それはちゃんと覚えてたんだね」

SG「覚えてなかったらぶっ飛ばしてるわ…で、お前は自分が俺たちになんて言ったか覚えてる？」

「はい、それも覚えてます…」

SG「"迷惑をかけられない" そう言った。で、結果どうなった？」

「迷惑かけまくりました。申し訳ありません」

SG「その通り！！まったく、あの状況でなんで1人で家に帰るかなぁ？俺たちが行かなかったら、あの男にもっと酷いことされてたかもしれないんだぞ！！バカチンがー！」

「す、すみませーん！！！！」

SG「素直に俺たちの話を聞いて、宿舎に来ていたら…こんなことにはなっていなかったはずだ！おい、バカチン、聞いてんのか！？」

「は、はい、聞いてます…」

どうしよ、ユンギ、めっちゃ怖い……！！！

真っ白い顔が赤くなるくらい、怒っている。

JM「まぁまぁ！！ヌナも反省していることだし！」

SG「ジミン、お前は黙っとけ！！」

JM「ちょっと……いくらイラついてるからって俺に八つ当たりしないでよねっ」

SG「はぁ？」

睨み合う2人。

どうしよ、私のせいで2人が喧嘩してしまう。

悪いのは私なのに…

JK「ね？Aヌナ。これでわかったでしょ？ヌナが俺たちにとって大切な存在だって」

「え？」

SG「はぁ？」

ピリピリムードを壊したジョングクが、目をまん丸にさせて2人を指差している。

この子は何を言っているのか………