無愛想な君② (ページ32)

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今日も事務所で練習。

それは、休憩中の何気ない会話だった。

JN「そういえば、Aって誕生日いつなの？」

「11月27日」

JN「へ～今月じゃん。あれ、27日？」

「うん。」

JN「ジミナ、今日何日だっけ？」

JM「27日だよ。どうしたの、ヒョン。今日が何日かもわからなくなった？やばいね」

JN「そうじゃなくって！！Aの誕生日27日なんだって！！」

JM「えーーー！！！そうなの？言ってよ！！」

「なんでわざわざ私、今日誕生日♡って言わなきゃなんないの」

JM「いや、だって誕生日だよ？祝ってほしいじゃん！！」

「いいよ、別に」

JK「どうしたんですか？そんなに騒いで」

JN「Aヌナ今日誕生日なんだって！」

JK「え！そうなの！？おめでとう！！」

ほら、グクの目の色が変わった。

誕生日なんて別に良いなんて言うけど、俺たちはお祝いしたいの！！

prprpr

「ごめん、電話だ。もしもし？」

Aが練習室を出て行ったのを見計らって、みんなを集めてユンギやナムジュン達にも伝える。

みんな、そりゃびっくりしていた。

だって、朝からそんな素振り見せなかったし、いつもと変わらない様子だったから。

俺ならウキウキしちゃうけどな！！

しばらくすると再び練習室に戻ってきたA。

JK「誰から電話だったの？」

電話相手にも嫉妬か？笑
可愛い弟に思わず笑ってしまった。

「チャニョルから」

V「なんだって！？」

ごめん、これは俺も嫉妬するかも…

「大したことじゃないよ、さ、練習始めるよー」

結局、電話の内容は聞けず終い。

モヤモヤしながら練習をする羽目に。

何度目かの休憩で、Aがスタッフさん呼ばれた隙に再び話し合いをする。

JH「ケーキを買ってこようか」

SG「確か甘いもの好きだったような！」

V「じゃあ、喜んでくれるかも！！」

JK「でも、買いに行く時間が…」

RM「今日終わった後、食事に誘うのはどうだ？そこでサプライズする」

JM「それ良い！！」

出会ってまだ間もないけど、俺たちの中でAの存在は大きくなるばかりで、そんな大切な人の生まれた日をちゃんとお祝いしたかった。

RM「Aヌナ、これからご飯一緒に行きませんか！」

みんなでワクワク、返事を期待する。

「ごめん、今日友達と会う約束があるんだ。また誘ってください」

あっさり断られてしまった。