無愛想な君② (ページ24)

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RM side

JH「いや～Aヌナのパフォーマンスやばかった」

SG「ジョングクもリハの時心配だったけど、上手くできたんじゃない？良かった」

JM「うんうん！！！」

久しぶりにAヌナも加えて仕事の打ち上げに焼肉へ来ている。

バンの中では一言も話さなかったAヌナ。

あまりEXO先輩との事を聞いてはいけない気がして、誰も口を開かなかった。

「………EXOのみんなとのこと、黙っててごめん。話す必要ないかなって思ったんだ。もう私の中でもケリがついたことでもあったし」

盛り上がる俺たちに対して、静かに話し始めるAヌナ。ずっと話そうか悩んでくれてたんだろうな…

JN「元SMにいたっていうのは驚きだけどさ…辛かったね、それに、なんか尊敬したよ！！いろいろ振り切ってダンスの為にアメリカに1人で留学して。かっこいいな、A！！」

そう言ってヌナの肩をぎゅーっと抱きしめるソクジニヒョン。

Aヌナは驚いたようで、目をまん丸にしている。

SG「そうだな…でさ、カイ先輩とはどういう関係？」

JK「ぶっ」

V「ちょっと！汚い！！！」

さすがユンギヒョン。みんなが1番気になってたことをズバッと聞いてしまう。

「あー…みんなのこと信用して言うね。昔付き合ってた。でも、私が事務所離れるのと同時にお別れした」

JK「…………」

RM「まじ…か…」

SG「やっぱり？そんな感じだよね。でもさ、あの様子だと、カイ先輩、別れたことに納得してないでしょ」

全員がAヌナに注目する。

「いや…それはない。それに、もうトップスターとただのそこら辺のガラが悪い奴だと無理でしょ。安心して、もう何もない」

V「でも、2人で逃亡したじゃん。どこで何してたの！？」

「何も？ただ思い出話してただけ」

JK「ぐびっぐび…」

RM「おい、ジョングガ飲みすぎじゃない…？」

JK「大丈夫ですよ、これくらい！！！」

SG「やけ酒…」

JK「なんですかぁ？ユンギヒョン！」

SG「俺に八つ当たりするなよ～」

Aヌナの「ただ話してただけ」発言には疑問大だし、Aヌナを見るカイ先輩の表情がまだ好きだと語っているように感じたけど……

ヌナにその気は無いならまだ良いか…

JK「酒、酒をください…」

「ちょっと、飲みすぎじゃない？」

JK「だーいじょうぶっ」

RM「はぁ…完璧にやけ酒じゃん」