無愛想な君 (ページ9)

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SG side

PD「紹介も済んだことだし、親睦を深めるためにこのまま皆んなでご飯に行こう！俺は行かないけど！！じゃあ、そういうことで！！」

え、PDニム行かないのかよ！！

明らかに1番Aさんの事を知っているPDニムがいなくなり、Aさんも少し不安そうだ。

マネ「と、とりあえずPDニムからカードお預かりしたので、焼肉行きましょうか？いぇーい！」

マネヒョンが明るい人で良かった。
PDニムの奢りと聞いて皆んな少しテンションが上がっている。

それはAさんも同じようで、少しニヤッとしていた。なんだ、可愛いところあるじゃん。

焼肉屋に着くと、テヒョンとホソクがAさんの隣を取り合っている。勝ち取ったのはテヒョン。

席に着くなり質問責め。

V「Aさんは日本人なんですか？韓国語上手ですね！」

「ありがとうございます。私は日本人ですけど、日韓ハーフで。こっちに何年か住んでいた事もあるから、ある程度は話せますね。変なところがあったら言ってください」

JH「ところで、Aさんは何年生まれですか？僕は94年生まれです！」

「私は92年生まれです」

JN「あら、同い年！！嬉しい！じゃあ、ジンって呼んでください！」

「はい。私もAって呼んでください」

よっぽど嬉しかったのかニヤニヤが止まらないジニヒョン。ワールドハンサムどこいった。

V「俺はAヌナって呼んでも良い？」

甘えたようにお願いするテヒョン。こいつ、何考えてるんだか…

でも、Aさんには効かなかったみたいで普通に「どうぞー」なんて言っていた。

そうこうしているうちに注文した肉が届き皆んなでばくばく食べていく。

Aさんと負けず劣らず…凄い食欲だな。

「はぁー食べた。」

RM「美味しかったですね！Aさん、改めて、これからよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします。では、私はこれで」

V「え！一緒に帰らないの？」

「事務所に用事があるので」

時計を見ると22時を過ぎたところ。これから行くのか？

JN「これだけ食べてまだ働くの？今日くらい休もうよ～」

「ありがとうございます。でも、やることがあって。では、また明日」

事務所まではここから歩いて10分もかからないけれど、送って行くと言ったマネヒョンも結局Aさんに負けて戻ってきた。