無愛想な君 (ページ8)

今日:29 hit、昨日:16 hit、合計:402,395 hit

8 ページ8

SG side

PDニムから話があるとかで事務所の会議室に来ている。

話があるとか怖いんですけど…

PD「お疲れ様～」

RM「お疲れ様です！！ん…？」

PDニムが入ってきて一斉に立ったけど、みんなの視線はPDニムの後ろ。

あれ、金髪に丸眼鏡…

V「あぁ！！あの人！！」

RM「こら、指差すな！」

テヒョンに指を刺されびくっとする金髪丸眼鏡。
緊張しているのか視線の居場所が定まらない。

PD「あれ、もう知ってるの？？」

PDニムはニヤニヤして、なかなかみ「あの人」の事を紹介してくれない。
この状況を楽しんでるのか？
イライラしてきた。

SG「事務所ですれ違った程度ですよ。詳しくご説明お願いします」

PD.「わかったから、そんなに睨むな！彼女はダンサーのAさん。今度ある歌謡祭でのパフォーマンスをプロデュースをしてくださることになった。」

え、俺たち歌謡祭に出るの？
それに、パフォーマンスのプロデュースとか…
どんだけ盛大にやるんだよ。

PD「Aさんの作る世界観に惚れてね。新しい防弾少年団が見つかると思うんだ。練習期間は3ヶ月。その間ぼちぼち仕事があるから、空いた時間でAさんと練習していって」

JH「はい！！！」

急な展開に戸惑っているやつらも多いけど、ホソクは嬉しそうだな。

PD「Aさんも話しておく？」

「はい、ぜひ」

少し微笑んで背筋を伸ばす。

黒いスキニーパンツに白いマックネックのシャツ。

更に金髪がキラキラしている。

「ダンサーのAです。日本から来ました。今回防弾少年団さんのパフォーマンスに関わることができて本当に光栄です。3ヶ月と短い時間ですけど、よろしくお願いします」

流暢な韓国語で話すAさん。緊張しているようだけど、最後に少しニコッとしたのを見ると、なんだか胸がひゅーっとした。

V「おぉー…」

それはどうやら俺だけじゃないみたいだ。