無愛想な君 (ページ32)

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昨日はAヌナと沢山話しができると思ってたのに、目を覚ますと頭がガンガンするし、寒気がするし…

どうやら風邪を引いてしまったようだ。

ヌナから誰かに迎えに来てもらうよう言われたけど、1人で帰れると答えた。

ヒョン達に知られたら、仕事を休めと言われるに決まっている。

明日は先輩達とバラエティの収録。休んではいられない。

寒がる俺にヌナがスウェットを貸してくれた。
俺が来てもゆとりがあるサイズ感。
これ、男もん？誰の…？

とか勝手に嫉妬したけど、そんなことを突っ込む余裕もなくて、結局ヌナに支えられながら宿舎に帰った。

はずなんだけど…気づいたらベット。

JN「起きた？大丈夫か？」

JK「まだ頭痛いです…あれ、Aヌナは？」

JN「帰ったよ。それにしてもびっくりしたわ～ジョングクがAに引きづられてきたんだもん。何事かと思った」

JK「すみません…」

JN「ずっと体調悪かったんだろ？気づいてやらなくてごめんな。でも、今度からは無理しないこと」

JK「はい…」

RM「ジョングガ起きました？」

JK「はい」

RM「明日の仕事のことについてマネヒョンと相談したんだけど、グクお前休め。熱も下がってないみたいだし。」

JN「その方が良いね。でも、誰も宿舎にいなくなるのは心配だな」

RM「マネヒョン達も俺たちに着いてくるし、事務所のスタッフさんが来るわけにもいかないみたい。で、話し合った結果、Aヌナに来てもらおうかと」

JK「え、Aヌナ？」

どう考えたらヌナが来ることになるんだろう。これ以上迷惑をかけたくないんだけど…

RM「医療行為的なことはできないけど、グクの具合が悪化した時にすぐ対応できるように誰かが側にいた方がよいだろ？ヌナなら家近いし、明日は練習ないし。事務所スタッフも信頼できる人はみんな出払ってしまうみたいだから」

JN「まぁ、Aなら物盗んだり写真撮ったりそういうのもないでしょ。お願いしていいんじゃない？」

ヌナ、せっかくのオフだったのに…申し訳ないな。
こんな、汗臭くったくたな俺の看病をするなんて。

本当はかっこいい姿を見せたかった。

RM「とりあえず、今日はゆっくり休め～」

JK「はい。おやすみなさい」

ヒョン達が部屋を出て行ってすぐに眠りについた。