無愛想な君 (ページ4)

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JM「コンビニ行ってきまーす」

RM「コーラ買ってきて～」

V「了解でーす」

久しぶりに宿舎でくつろいでいたある夜のこと。
小腹が空いたので、近所にあるコンビニにテヒョンと向かう。

V「あぁ！！ちょっと！ジミナ！あの人！」

テヒョニの指差す方を見ると、すらっとした金髪ショートに丸眼鏡…

JM「あれ！この人は！！」

この前練習室で話題になった、性別職業不詳の「あの人」だ！！

V「ぜっっったい、そう！！どうする？話しかけてみる？」

JM「いや、とりあえず様子を見よう…」

狭い店内である程度の距離をとって「あの人」を観察する。これ、絶対俺たち、側から見たら変質者だ。

JM「ちょっと！行っちゃうよあの人！！」

V「ジミナ、尾行するぞ！」

JM「え、まじで！？」

強引なテヒョンに腕を引っ張られてあの人の後ろをそーっと歩く。

あ、止まった。あ、また歩き出した…

JM「あの人つけられてるって気づいてるよ」

V「まじか…作戦失敗だな…そうとなれば、思い切って話しかけてみよう。あの！すみませぇぇぇーん！！」

10mくらい距離を取って歩いてたけど、一気に走って距離を縮めていく。

「！？」

マスクをしてキャップを深く被った男2人が猛ダッシュで近づいてくるんだ。それはそれは怖かったんだろう。

「あの人」も猛ダッシュ。しかも、めっちゃ足速い！！

やっぱり男！？

V「ちょっとおおぉぉお！！まって！あ～中に入っちゃった」

追いかけっこは「あの人」の勝ち。アパートなのか建物に入ってしまった。

あれ？

JM「ねぇ、こっち見て、俺らの宿舎…」

V「うわぁ、まじか」

アパートってことは、あの人の家なんだよね！？
まさかのお向かえさんで開いた口が閉まらない。

それから少し出てくるのを待ってみたけど何もなくて、渋々宿舎に戻った。

JN「おかえり～遅かったね」

JM「なんと、あの人に会ったんですよ！」

JK「それで、話したんですか？」

V「それが、尾行がバレて逃げられちゃって～」

SG「そりゃ逃げるわ。普通に話しかけろよ」

JM「でも、収穫が！あの人の家、どうやら向かえのアパートみたいなんです！！」

JH「まじで！？めっちゃご近所さん！」

JN「じゃ、会える日は遠くないかも」

RM「前も言ったけど！あんまり失礼なことするなよ～ってか手ぶら？コーラは？」

「「あ」」

RM「おーい」