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YG side
布団に入ったのは何時くらいだったか…
それも思い出せない。
ただ体も脳も疲れ切って限界で、眠りについたって感じ。
今日は昼から仕事。わかってる。
でも、まだ寝てたい。まだ体力戻ってないからー
「ねぇ、起きる時間だって？」
まだ夢の中をうろちょろしていたら、誰かに現実を突きつけられた。
誰だよ。俺の睡眠を邪魔するな…
「うーん…うるさい」
また夢の方が優って、ぼやーっとした世界に笑顔の素敵な髪の長い女の人。顔は見たことあるような、ないような…
夢の中の俺は彼女と知り合いみたいで、笑顔のまま近づいてくる。
抱きしめたい衝動に駆られて彼女を引き寄せると、押し寄せる幸福感。
はぁ、なんて気持ち良いんだろう…
誰かが「離せ」なんて乱暴な言葉を言ってくる。
離すもんか。俺はまだ寝てたい…
「離せ、こらぁ」
急に抱きしめていた女の人が口を開けた。え、怖っ。低い声が響く。
目を恐る恐る開けると…
目の前には顔をしかめたAがいた。
SG「…ん？う、うわぁー！！
なんでここにいるんだ！？なんで俺、Aの事抱きしめてんの！？
Aは超ご機嫌ななめらしく、顔を赤くさせながら「ばーか、ばーか！」と怒っている。
なんとか誤解を解こうと思い言葉を探すけど、なかなか出てこない。
「もういいから、早く起きて」
あたふたしているうちに、Aは部屋から出て行ってしまった。
まだ半分寝ている身体を無理矢理動かしてAの後を追う。
誤解を解かなければ。
と思っていたのに、目の前には運悪くテヒョン。
V「いやらしいことしてたんだぁ！！」
よく朝からそんな大きい声が出る。
てヒョナは変に感が鋭い。
お願いだからこれ以上事を荒立てないでくれ…
JK「ヒョン達…どういうことですか？」
あ、やばい、もう1人厄介なやだが来た…
オワタ……
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作者名：あんこ | 作成日時：2018年6月24日 23時
