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パンイチ見ちゃった事件が起こった後、少しぼーっとしていたけど、やっと頭の動きが復活。
メンバーは慌ただしく出かける用意をしている。
あれ?ユンギがいない…
「ユンギは?」
RM「まだ寝てます。昨日も遅くまで作業してたから」
「起こしてこようか?」
RM「お願いします」
ノックをして彼の部屋に入ると、スヤスヤ寝息を立てる真っ白い固まりがベットにいた。
あまりに気持ち良さそうに寝てるから、起こすのが申し訳なく感じる。
「ユンギ、おはよう。もうそろそろ起きてー」
ある程度の距離をとって声をかけてみたけど、びくともしない。
仕方なく近くで体を揺すってみる。
「ねぇ、起きる時間だって」
SG「んー、うるさい…」
「そう言われても…遅刻するっうわぁ!」
いきなり体が引っ張られて倒れこんだ先はベットの上。要するに、ユンギの上。
なにこれ、なにこれ!
「ちょっと、誰と勘違いしてるのか知らないけど、離して!」
SG「嫌だ」
ぎゅーっと抱きしめる力が強くなる。
これは、やばい…
「離せ、こらぁ」
SG「…ん?う、うわぁー!!」
「自分からやっておいて何がうわぁー!だ。信じられないっ。ばーかばーか!!」
化け物見たような顔で叫ぶんじゃないよ。
いくら私でも傷つくわ。
SG「ご、ごめん!俺…」
寝ぼけて言葉も出ないのか、頭を掻きながら口をパクパクしている。
「もういいから、早く起きて。あと30分で出るって」
ユンギがどんな夢を見ていたかは知らないけど、これには流石に顔が紅くなってしまった。
V「え、Aヌナなんで顔赤いの?」
「なんでもない。暑いだけ」
SG「おはよう…」
V「ユンギヒョンも顔赤いし…なにかあったんだ!いやらしいことしてたんだ!いったぁ!!」
SG「うるさい」
「うわ、ユンギ氏殴った…痛そ」
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作者名:あんこ | 作成日時:2018年6月24日 23時