無愛想な君 (ページ28)

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「家で休んで行けば」というジミンの言葉を丁寧にお断りして、結局自宅に帰ってきた。

ジョングクはどうしているだろう。明日には治るって言ってたけど、あの感じだと、けっこうな高熱のような気がする。

気づけば朝の8時。お酒も入っていたし、いつの間にか眠ってしまったようだ。

スマホへの着信で目が覚めた。

マネ「もしもし、Aさんの電話で間違いないですか？」

電話の相手は防弾少年団のマネージャーさん。

まったく…個人情報ダダ漏れなんですけど。

マネ「朝早くにすみません。実はジョングクの熱が下がらなくて…他のメンバーは今日仕事で、マネージャー達も着いていかなければならないんです。申し訳ないんですけど、ジョングクを1人にできないので、Aさんに側にいていただけたらなと…」

「え、私がですか？医療行為的なことは一切できませんけど」

マネ「ただ異変がないかだけ見てくれれば良いです！薬とか食料は用意してあるので、声かけてくれれば自分でできますし。それに、メンバーも僕もAさんのことを信頼してるので、そこら辺のスタッフより信頼できるというかー…正直、みんな出払っていて、お願いできるのはAさんしかいないんです！」

面倒な事に巻き込まれるのは嫌だけれど、マネさんからこんな風に言われたら仕方がない。

「わかりました…」

あぁ、なんで日だ。

ピンポーン

RM「おはようございます！朝早くからすみません」

「いえいえ…というか、今起きたところ？」

RM「今日は昼からの仕事なので、まだ皆んな寝てます」

「早く来すぎたかな…」

RM「いえ！汚いですけど、ゆっくり休んでてください」

そう言うとナムジュンは洗面所らしき所に入って行ってしまった。

JH「ふぁ～おはよう…えぇー！！なんでAヌナが！！」

「…………」

なんで黙ってるかって？そりゃあ、目の前にパンツ一丁の男が立っているから。

JN「も～朝から何…えぇ！A！？ってか早く服着てこい！！」

見てしまった…まぁ、この歳なので男の人の裸は見た事があるけれど、いきなり目の前に出てきたらそりゃ驚くだろ。

V「うるさ～あ！おはよう！ヌナ！」

JM「ヌナ～おはようございます！！」

「おはよう」

ぞろぞろと起き出すメンバー達。

朝から賑やかだ。