無愛想な君 (ページ18)

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今日は防弾少年団はテレビの仕事ということで、練習はなし。

私も事務所で少し仕事をした後、久しぶりに午後からオフをいただいた。

ショッピングでも…と思ったけど、新しくする予定のパソコンの為に、ウィンドショッピングだけで我慢することにした。

こんなにゆっくり過ごすのは久しぶりだな。

今日の夕飯は自炊するか。

近くのスーパーに寄って帰宅する。

「え、なんでいるのかな…？」

V「来ちゃった♡」

「来ちゃったじゃないよ。え、怖い、なんで私の部屋わかったの？」

V「スタッフさんに、ヌナに忘れ物を届けたいって言ったら教えてくれた！ねぇ、ここで騒いでたら誰かに見られるよ？中に入れて」

忘れ物なんてしたっけ……

本当は入れたくない。けど、ご近所さんに誤解されるのも嫌だし…

「仕方がない。中でゆっくり事情聴取だ」

V「お邪魔しまーす。わー！Aヌナの部屋に入っちゃった！…何もないね」

「3ヶ月しかいない予定だからね。必要最低限の物しかないかな」

リビングにあるのはテレビとソファとテーブル。キッチンには調理器具一式と冷蔵庫に電子レンジ。寝室にはベット。服は日本から送ってダンボールに入ったままだ。

ここには長くいないし、まさかお客さんを中に入れるとは思わなかったから特に部屋にこだわっていない。

V「そっか。ヌナ3ヶ月したら帰国しちゃうの？」

「そのつもりでいる」

V「もう、うちに所属しちゃえば良いのに～」

「そんなことより、テレビの仕事だったんじゃないの？他のメンバーは？」

V「ユンギヒョンとナムヒョンとグクは仕事。後のメンバーは友達とご飯行くって。俺は友達つかまんなかったし、宿舎で1人は嫌だからヌナのところ遊びに来た！」

「なるほど。ってかスタッフさん個人情報簡単に教えすぎじゃない？」

V「ヌナ怒ってる？俺やっぱ帰った方が良い？…ごめんね…」

やめて、そんな捨てられた子犬みたいな顔で見ないで…

「わかった。ヌナが美味しい御飯作ってあげよう。で、食べたら帰る。わかった？」

V「わかりました！！やったー！」