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SG「グク、A〜終わったか？ってなに見つめ合ってんの？」
「いや、なんでも！終わったから片付けして行く」
SG「おっけー。ここで待ってるわ」
そう言ってユンギ様は疲れているのか、
壁によしかかると小さく欠伸をした。
JK「……俺も作業室行っても良い？1人で帰るの嫌だし」
SG「どうぞー」
なんだか機嫌がよろしくないジョングク…さん。
今だに呼び捨てするのに違和感がある。
SG「あ、それ持つ」
「ありがとう」
ユンギが持ってくれたのは着替えやダンスシューズ、タオルが入ったボストンバッグ。今日はこれに加え、パソコンとノートが入ったトートバックと財布やスマホやらmp3やらが入ったリュックを持ってきていたから移動するのが大変だった。
JK「俺もこれ持ちます！！」
「いいの？めっちゃ軽いけど」
JK「お任せを！！」
SG「もう事務所入り浸りなんだから荷物置いてけば？」
「でもまだロッカーとか貰えてないし」
SG「俺の作業部屋に置いてく？良いよ」
「本当？すっごく助かる。」
JK「重い荷物があったら言ってくださいね！俺も持つので！！」
「う、うん」
ジョングクさんは本当に何があったのだろう。
あんなに目さへ合わさなかったのに。
今じゃ身を乗り出して、私の顔を覗き込んでいる。
SG「くすっ。さて、やりますか」
今の時点で出来上がっている部分を流す。
JK「リミックスって…Aヌナがやるんですか？」
「うん。最初は頼まれてなかったんだけど、自分の踊る曲編集してるのをPDニムがたまたま見てて、よし、やろうって」
JK「すっごく良い。俺たちの曲潰れてないし」
「良かった。原曲良すぎるから雰囲気変えないようにするの大変なんだよ。ユンギここどうする？」
それから2人からアドバイスをもらって、なんとか1曲目が完成。残り2曲。
「2人ともありがとう。」
SG「なかなか良いのができたな」
JK「お礼はAヌナのグク呼びで良いです〜」
「え」
SG「あざとい…」
「…えーっと…グクっ、ありがとう…」
JK「…！？」
SG「！？」
「ほら、言った！はい、帰ろう！マネオッパに電話」
あまりの恥ずかしさに近くにあったユンギのスマホを
持ち主に投げると、彼も彼で顔を真っ赤にさせていた。
JK「なんでヒョンも顔赤いんですか」
SG「うるせっ」
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作者名：あんこ | 作成日時：2018年6月24日 23時
