私は＿＿＿の神…【神々の悪戯】【ロキ】

1#5 ページ6

｢あ、あのっ!｣
｢ん?なーに?妖精さん!!｣

そんなことを思ってあると結衣さんが何か声をあげた
…って、妖精さん!?
まぁ、話の流れ的に結衣さんのことだろうけど…
アポロンさんのネーミングセンスが
いまいち掴めないのって私…だけ?
…うん、違うと思う。
大丈夫、ズレてるのは私じゃない。うん。

｢Aさんが新しく来たのですし
歓迎会を皆さんでやりませんか?｣
｢歓迎会?｣
｢歓迎会というのは
その場に新たに来た方を皆さんで歓迎するんです｣
｢しかし歓迎といっても具体的に何をするのでしょうか?｣
｢そうですね…例えば…｣―…

わぉ…結衣さん質問攻め…
しっかりと皆さんの質問に答えてるしさすがだな…

｢へぇー、面白そうだね!ねぇ、面白そうだよね!?｣

アポロンさんが私に顔を向けて
キラキラ笑顔で言ってくる
…この状況は私に聞いているんだよな…

｢そうですね、いいんじゃないでしょうか?｣
｢…ねぇ、ヴァナヴァナ?｣
｢はい?｣

私が賛成の意を伝えると
アポロンさんは明らかに不満そうな顔をして
私のことを呼んできた

｢どうしてヴァナヴァナは僕たちに敬語なの?
僕たちはクラスメイト、なんだよ?
もっと仲良くいこうよ!仲良くね?｣
｢はぁ…｣
｢そこはそうじゃなくて笑顔で"うん!!"って答えなきゃ!!｣
｢う、うん…｣
｢もぅ…ヴァナヴァナったらー｣
｢何か…ごめんね?｣

そんな切なそうな顔をされたら
凄い申し訳なくなるんだけど…

｢ふふふ…Aさん
気にしなくて大丈夫ですよ?
少しずつ慣れていけばいいんですから…｣
｢そっか…ありがとう結衣さん｣
｢い、いえ!!私は別に…｣

結衣さんは常識人っぽいし
これからどうにかやっていけるかな?

作者からです→←1#4

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーキャラクター

トト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す