検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:53,785 hit

214話 交換条件とそこからの ページ19

〜貴方 side〜




久しぶりに、身内以外で元の姿に喋り方で今こうして2人と再会している。実はりょー兄の会社へ手を回したのはun:cさんで、くーちゃんの元からあったであろう打ち合わせを延期するように手を回したのは歌詞さんだ。あ、それは置いといて。



センラ「えっと、とりあえず聞きたいのがその………。男装してることやねんけど……。」


96猫「あ、そこ確かに聞きたい……。」


『やっぱりそうなるよね??いとこの家……、まあ天月こと翔兄さんの家の都合だよ。それからずっと男装してる。』




ちなみに2人に口封じするためだからここをばらすことは許可貰い済みだよ。






96猫「あ、やっぱりそこはそうなんだ。」


『うん。』


センラ「じゃ、まふくん達と会ったのもA??」




『そうだよ??まさか同業者だなんて当時は思いもしなかったけどね?それは2人も例外なくね??




それでね。なんで"私"が"元の姿"で、2人に会ったかというと、この事、絶対他の誰にも喋って欲しくないんだ。』





そう、ここだった。瀬奈家の娘だということ、女だということ。ここをバレるわけにはいかないんだ。少なくともちゃんと結婚して戻るまでは。



96猫「それは全然ええけど、理由は??」



『2人にだから話すけど、ほら、水瀬家が8月に婚約するってあるよね?あれ、相手私なの。』




センラ「えっ、あの噂はほんまやったん??」



『そうなの。だから本当にね、記事書いてる人って鋭いなぁって。だから、内緒にしてくれる??』





センラ「まあ、それはペラペラと他に話せへんし、そもそもこっちも他のメンバーには黙って行動してるから、ええで。あ、でもその代わりにさ、こういうのはどう??」




ああ、交換条件、ってことかぁ。まあ瀬奈家の娘で女子であることも黙り通してくれるのならーーーー。



96猫「それ、今わしも言おうとしてた!!!ね、どう!?!?!?」



『いいよ。だからちゃんと誰に聞かれても黙っててよ??あ、そろそろ出かけなきゃ行けないからこれで失礼するね!!』





そういい外に出る。そして少し先を曲がるとーー。


Sou「A!!どうだった?」



『わっ、瑞希!?!?びっくりした……。あ、上手くいったよ??ただまあーー。』




まさか待ってるなんて思ってなかったけど、交換条件の事を話す。




Sou「うーん。まあ仕方ないかーー。ってそれより!!今からーーー」



『っ!?!?!?///』

215話 今日だからこそ→←213話 その声の正体は



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
設定タグ:歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れの | 作成日時:2018年4月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。