【歌い手】「君に会ってみたい」と言われても無理なのに！！ 【Sou】

＊第29話＊ ページ31

〜Sou side〜



『えっ………？嘘、だよね………？？』




まふまふ「僕も嘘だと思いたいし、そらるさん達にそう言い返しちゃったけどね……？」





本当に今この場にいても良かったんだろうか。いや、確かにAとこの写真見つけて、話してくれた。それを報告するために来たのはいい。まさかそんな話に聞いていた二人の正体があの甘党加湿器のおふたりだなんて、こっちだって思わないよ。それでも、これだけは言えるーーー。





Sou「あの、まふまふさん。2人から、話は聞いたんですか？」




まふまふ「え？」




Sou「周りの声に流された、そうなんじゃないんですか？」





まふまふ「それは……否定出来ないかもね。でも、それでもーーーー」




Sou「結果、ですか？？確かにその時まふまふさんが駆けつけるのが遅ければ、Aは今こうして"人間恐怖症"になっていないと思います。それでもどうしてそうなったのか一方の話で決めつけている2人も2人です。」





第三者の僕だからこそ言えることだと思う。僕には天月さんや歌詞太郎さんが悪いとも、まふまふさんやAが悪くないとも、どちらとも言えないしわかるわけがない。






『ね、まひゅ兄。き、聞いてみようよ………。なんであの日、二人があんなこと、したのか。』




まふまふ「それも、そうかもね。電話、したら出てくれるかなぁ。天月君達にもこのこと伝わってるだろうからなぁ。あ、でも今だったらそらるさん達が聞きに行ってそうだし………ってSou君！？！？！？」





これも、お二人の、いや4人のためだ。僕に出来るのは向き合うために背中を押すこと、それくらいだから。





✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄



私の夏のライブ予定が終わり、更新したのはこちらのシリーズからという？？いや、この4人何があったんだよって自分でかいてて突っ込みかけました。多分近いうちにはわかりますよ。あ、Sou君が何をしたかと言いますと、まふ君の携帯を取り、天月君の携帯に電話かけました((

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