△126話▽ ページ39
〜貴方 side〜
あちゃ〜、まさか今になってそこ濁してたことを掘り返されるとはなぁ。ま、とはいってもーー
『それはもう、はっきり言うよ。プロになる気はない。だって前に言ったでしょ?私はただそこにギターやドラムがあるからやってるだけだって。』
志歩「じゃあ、あの時、Aがプロにならないか言われてたのはーー」
『うん。即答でお断りしたよ。あくまで生活の一環でやってるだけでプロになる気はないですって。』
うん。別に嘘は言ってないからね。違うとすればーー
〜〜
「君!!もしかして大輝君の娘さんか??」
『えっと、あ。父の事務所の方ですね。』
「いやぁ、まさかイオリさんから聞いてたのが君の事だったなんてね。どうだい?ぜひ君もうちでーー」
『すみません。私は生活の一環でしかギターやドラムをしてなくて、プロになる気は一切ないので、お断りさせていただきます。それに、私よりすごい人は山のようにいると思うので、他を当たってください。』
〜〜
父絡みのスカウトが混じってた、なんてことは志歩には言えない。というかよく私志歩にバレてないよね。あのミュージシャンの大輝の娘だって。いや、待て。なんかこの感じーーー
志歩「…………Aの両親って何してる人??」
『何ってーーーなんでこの話の流れからそれにーー』
志歩「私の事はよく聞いてくるけど、自分の事、全然話そうとしない。だから聞いたっていいでしょ??」
なーるほど、そういうことかぁ。ならーー。
『志歩のまさか、と思っているのが私の両親に対する答え、だよ。』
志歩「!!!」
『ま、志歩なら他に言いふらさないと思うからいっか〜。でも、1つ言っておくかぁ。』
志歩「なに???」
『大事にしなよ。1度離れ離れになっていたなら尚更ね。ーーー』
志歩「ごめん、最後の方よく聞こえなかった……」
あ、つい電話切っちゃった。でも、聞えさせる気はなかったからいいよね??
『ふふ、まぁそろそろ寝ますかー!!今日は色々あって疲れたもんねー!!!』
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Sara - この小説とても面白くて1章から一気見しました。 (2022年3月29日 20時) (レス) @page37 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
Sara - 1.5周年の前にニーゴイベとは、、、(えななんとリンちゃん求めて200連して、爆笑した人ニーゴイベはボーダー高いですね。) (2022年3月29日 20時) (レス) @page37 id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - これからも、頑張ってください! (2022年3月19日 16時) (レス) @page35 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れの | 作成日時:2022年1月28日 14時