【プロセカ】明るくて皆のムードメーカーな彼女の本当の想いは………………？ 【第2章】

△71話▼ ページ24

〜貴方 side〜



『あ、やば…………そのまま寝ちゃった…………って彰人、そういうところは優しいんだよなぁwww えーっと、あれ、まだ4時前かwwwwww』




まぁ早く寝たら5時に起きる私からすればそんなに支障ないし、どのみちお母さんたちが朝起きて私がいたらびっくりさせるから、自転車押しながらゆっくり帰るかーーってん？





雪起きてなかったら別にいいんだけど
雪絵は曲のおまけ、ってどう思う???



へぇ、雪なりに、絵名のこと心配してるんだ。ならまぁーー。



雨ノチ星おまけ、ねぇ…………
雨ノチ星絵があるから、曲の世界観ができて、沢山の人が惹き込まれる。
雨ノチ星何でそんなことを急に聞くかはわからないけど、そうだなぁ。承認欲求でもがいているのなら、その絵を認めている存在が、ちゃんといるってことを伝えたらいいんじゃないかな。
雪わかった、ありがとう







『まぁ、私が言わなくても仲間である雪達が言ってくれるから解決も時間の問題かなぁ。あ、家着いた。』





今から寝たら中途半端だしこのまま少し作業しようかな…………。




KAITO｢Aハ随分ト、人助ケヲスルンダネ？？｣




『あ、やほKAITO。んー、今回の絵名のは人助けというか、割といつものことだよ？？』





そう、これはいつもの事。絵名が荒れた時は様子を見に行く。まぁ、なんやかんや彰人が上手いこと対処してるから杞憂に終わってるけどね。



KAITO｢ジャアコレカラ、アノコノコトハドウスル気ダイ？｣



『あの子……志歩のことだよね。そりゃあ私で力になれる範囲は、協力する。』



KAITO｢ヘェ、ソレデ自分ガ苦シムノニ？｣




『あははwww痛いとこついてくるねぇ？？？？wwww』



KAITO｢ナンダ、ワカッテルンダ。｣



『そりゃ今の絵名といい、志歩の件も、私には他人事には思えない。気分的には自分の地雷をほじってる様なもんだよ。でも、それくらいの刺激がなきゃ、面白くないじゃん？？？』



絵名の悩む才能という言葉は、存在は、私は恐らく持っている側の人間なわけで。それなのに、そのうちの一つである"ギターとドラム"をやっている理由は、ただそこにギターとドラムがあるからだけだなんて、志歩に驚かれるのは無理もないんだよね。ま、何はともあれーーー。





『KAITO。折角だからちょっと作業付き合ってよ。今ならいい曲がかけそう。』



KAITO｢モチロン、構ワナイヨ。｣

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