△68話▽ ページ21
〜絵名 side〜
わかってる。私に才能がないこと。なのに、大事とか後悔するだとか、何???もう、どうでもよくなってーーーってん?
絵名「Aからこんな時間に電話…………??さてはもう彰人のやつ私のこと…………いや、それはさすがに早すぎるか。もしもし??」
正直電話に出る気分じゃないけど、もしAに何かあったら、それはそれで困るから…………仕方ない。
『あ、絵名?』
絵名「こんな夜遅くにどうかした??」
『いやまぁ、よくこの時間まで作業やってるらしい絵名に2つだけ言いたくて。』
絵名「はぁ…………それで??」
『1つ目。好いてくれている人が、必要としてくれる人が、例え少数かもしれなくても、必ずいることを、絶対に忘れないで。』
絵名「…………っ!?!?」
『2つ目。休憩も必要。苦しいなら一旦離れてみてもいいかもね』
絵名「え………………ってもう切れてるし…………」
なんだろう。このタイミングでそんな風に言ってくるなんて。でも、今のAの言葉からふと浮かんだ場所がーーーー。
絵名「セカイなら、1人になれるかな………………」
うん、そうしよ。それが今の私にはちょうどいいはずだからね。
339人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
信者 - 二コメ!大好きです!更新頑張ってくださーい!! (2021年9月12日 23時) (レス) id: c54c5c153e (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 初コメ&一コメです!前作から見させてもらってます!更新頑張ってください! (2021年9月8日 6時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れの | 作成日時:2021年9月6日 23時