【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part6【歌い手】 (ページ3)

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☆204時間目☆ ページ3

～貴方 side～

うわ、これは流石に止めた方がいいよね。そう思ったのはSouも同じらしくーーー。

Sou「はい、2人ともストップ。互いの気持ちの主張はわかったから、ね？？」

『ま、こんな状況じゃ苛立つのわかるけど、冷静になってくんない？』

俺が潮田君を、Souが赤羽をとめる。全く、さっきのイリーナ先生の言葉聞いてたらこうなる？？と思っているとーー。

まふまふ「中学生の喧嘩、大いに結構！！」

天月「でも暗殺で始まったクラス。これで決めるのはどう？？」

そこに話しかけてきたのはまふと天月。いや、そのよく分からないコスプレなんだよと思いつつ。

そらる「たく、お前ら準備を俺と殺せんせーに投げて先に行くんだから……」

殺せんせー「そうですよ！！しかも私が言いかったです！！」

Sou「赤と青のBB弾？？なにこれ。」

殺せんせー「2色に分けたペイント弾とインクを仕込んだ対先生ナイフ。チーム分けの旗と腕章を用意しました。」

天月「殺せんせーを殺すべき派は赤、殺すべきでない派は青。まずしっかり全員が自分の意志を述べて、どちらかの武器を手に取る。」

そらる「この山を戦場に赤チーム対青チームで戦って、相手のインクをつけられた人は退場。」

まふまふ「相手チームを全滅か降伏させるか。敵陣の旗を奪ったチームの意見をクラス全員の総意とする。つまり勝っても負けても恨みっこなし！！どう？？」

どうって言われてもまあ俺は関係ないし。でもこれってーー。

寺坂「ここにきて力技で決めるのかよ……」

そらる「確かにこの方式でも多人数有利は変わらない。」

まふまふ「でもこの教室での1年の経験をフルに活かせば人数や戦力で劣るチームにも勝ち目がある。」

殺せんせー「先生はね、大事な暗殺者達(ｾｲﾄﾀﾁ)が全力で決めた意見であればそれを尊重します。」

天月「最も嫌なのはクラスが分裂したまま終わってしまうこと。殺せんせーの事を思うなら、それだけはしないって約束でね。」

めっちゃ帰りたい案件だけど兄貴達から帰るなって無言の圧力が………仕方ない。見守るか。殺すか、殺さないか。皆がどう判断するかを、ね？？？