【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part6【歌い手】 (ページ17)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:56,439 hit

☆218時間目☆ ページ17

～渚 side～

本当に、業君に勝てたんだ。まだ、実感がわかない。だからーー。

渚「いいの？本当に？？」

業「ボコボコの顔でアホみたいな表情してんなよ。伝染病にかかったネズミみたい。」

渚「……なんでそう悪口はスラスラ出てくんのかな業君は。」

業「てかさ、いい加減俺ら呼び捨てでよくね？？喧嘩の後で君付ける気がしないわ。」

渚「今更呼び方変えるって、それも変な気がするけど」

業「じゃ、俺だけ呼ぶよ。それでいいの？渚。」

渚「……わかったよ。じゃ、業。」

今更に思えても、僕ら2人には正面で今回ぶつかったことで見えない壁を乗り越えた。そんな気がした。

～そらる side～

生徒達の様子はとても晴れ晴れとしていた。それはきっとーー。

まふまふ「本気で闘った者同士だからこそ、普段は相手に見せない部分まで理解し合うことができる。時には闘争こそがみんなの仲を最も深めるチャンスになる。そう思いませんか、そらるさん？？」

そらる「ああ、そうだな。時には分裂も戦争も教育になる。この教室だからな。」

殺せんせー「そういうわけです烏間先生。」

烏間「やむをえんな。ただし条件がある。探す期限は今月一杯までだ。例え君達が暗殺を休止しても、君等以外にもこいつを殺そうとする勢力は沢山いる。
俺もな殺すなら他の誰でもない君等に殺して欲しいんだ。
だから約束してくれ。一月の結果がどうなろうと、二月から先を全力で暗殺に費やすと。生かすも殺すも全力でやると。」

そんな烏間先生の声に「「「「はい！！！」」」」と元気のいい返事が聞こえる。さ、無事に解決したとこだし、早く家に帰ってA達に報告するか。