☆214時間目☆ ページ13
〜天月 side〜
やっぱり、皆で意見がぶれてきたね。ま、そりゃそうだろう。これだけ互いにぶつかったんだからね。
寺坂「狭間や、茅野や三村や神崎みてーに、予想外の強さを見せる奴等がいた。一方で期待通りに暴れ回った奴等がいたり、次こそはと燃えてる奴等がいたり、ちゃらんぽらんに見えてくそ真面目な奴がいたり。
ただのチビだと思ってた奴が殺しの天才だったり、天才だと思ってた奴が実は隠れて努力してたり。
どっちが勝っても文句はねぇよ。これだけ色々人材がいりゃ、どんな難題もクリアできるかもしれねぇ。」
その言葉にみんな納得しているようだった。さーて、どうなるのかな。と、その前にーーー。
天月「帰るなら今のうちだと思うよ、成宮君。」
『え、なんでですか?こんな面白い展開で帰るわけがなくないですか??』
天月「これからどういう展開を迎えるか見たいのはわかる。でも今、また熱出てるんじゃないの??(小声)」
『っ!!!それは………』
天月「別にー??今熱上がって明日からどっちになったかわかんないけどどっちかに取り組むクラスメイトを見れなくなっても、僕は知らないなーーー。」
ごめんねぇ。僕だってこんな言い方したくはないけど、さっきからそらるさんやまふ君から"意地でも家に帰らせろ"って目線が来てるし、テストの時みたいに何日も休むのは嫌だろうからね。
『ったよ。じゃ、送ってくださいね つ っ きー 先 生 ? ?』
天月「げ。ま、いいか。」
そらるさん達、自分達は見たいから僕に任せたんだな。ま、いいや。大人しく帰ってくれるなら一緒に帰りますか。
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佐奈 - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月3日 16時) (レス) id: 6f69f92852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れの | 作成日時:2019年6月16日 14時