元歌い手で今人気の踊り手兼ボカロP、どうやらシェアハウスに男装して住むようです！パート8！！

316話 察したからこそ、僕がやるべき事は ページ43

〜まふまふ side〜




会話からなんとなく察した。恐らくそらるさんは2人に親の仕事のことを話していた。それで僕と同じように部屋に来た。そしてそらるさんは口を滑らせてしまったのだろう。だから僕はーーー。


まふまふ「そらるさん、滑らしたことは2人にはもう誤魔化せませんよ。向こうには僕が話しておくので、2人に正直に言いましょう。」



志麻「え？待ってや。まふ君は今そらるさんが誤魔化そうとしたこと、知ってるん？？」




まあ、当然そうなるよね。僕からすれば僕より前にそらるさんの両親の仕事を知っていた2人の話こそちゃんと聞きたいんだけど、それはとりあえず後にしよ。


まふまふ「まあそりゃ僕は相棒ですし、まあそらるさんが話せばその理由もわかりますよ？」



そらる「ま、そういうことだからお前ら2人に話すわ。そしてその後にお前らも、もうまふ隠すなよ？？」





あ、僕の疑問もちゃんと晴らしてくれるんですね。ってそうだ。先にAに連絡しなきゃ。





まふまふA、ネットニュース見た??
まふまふそれで、実はそらるさんが、うっかりうらたさんと志麻君に口が滑ったみたいで誤魔化せそうにないんだ。話しても、いい??



まあ忙しいだろうからすぐに返事はーーーってきた！？



Aあ、いいよ?
まふまふ良かった!!ありがとうね!!






うらたぬき「まぁこの状況でそらるさんだけ話して、俺とまーしーのことをまふに言わないままのはフェアじゃないし、仕方ないか。」



志麻「それもそーやな。……さかたんとセンラ君にも黙ってることを先にまふ君に話してたら、バレたら怒られそうやけどな？」





まふまふ「ええっ？？そんなに大事なことなの？？ってそうじゃなかった。そらるさん。許可取れましたよ！Aから！！！」




うらたぬき「え、なんでそこで塩タン？？？」





そらる「それは、漏洩した犯人がやらかしたこれ以上のことが、無差別殺人事件だからだよ。」




志麻「え？？いやでも、って今思えばその2つってーーーー。」




うらたぬき「同じ年に起きた、1番大きい2つの事件。それが繋がってる。いや、それよりもしかしてーーーー。」





そらる「もう、わかるよな？？星宙が塩タンになった事件。それがあの無差別殺人事件だ。」

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