315話 詳しいことを聞くはずが ページ42
〜うらたぬき side〜
それはたまたま俺がまーしーとゲーム配信でもしようかと俺の部屋にいた時だった。
"2014年に起きた大手2企業への情報漏洩疑惑、今となって事実があったことを公表"
"情報漏洩していた企業は今再ブームが起きているシューティングゲームの△△会社、盗まれた側が〇〇情報社とのことでーーー。"
そんなネットニュースが目に入ったのは。そしてこの2社のうちーーーー。
志麻「うらさん。これ、まさかだよな……??」
うらたぬき「とりあえず本人のところいってみよーぜ。」
と、俺らはそのままその本人の部屋に。
そらる「あー、もうネットニュース見た感じ??ま、そこ座りなよ。」
うらたぬき「んじゃ、遠慮なくーー。」
志麻「というかその、なんか緩すぎません??」
そう、当の本人というか片方側の息子であるそらるさん。動揺の欠けらも無い。
そらる「別にやからしたのは俺じゃないし。向こうの犯人だからなぁ。」
うらたぬき「いやでも結構大きい気が……」
そらる「ま、これ以上に犯人は一生牢屋から出れないことをやらかしたから、流石にこっちも公表しないとなって双方とも合意したわけ。」
志麻「なるほ………ってこれ以上にやらかした??」
うらたぬき「それ、どういうことなんです??」
そう俺らがいうと、そらるさんはしまったと言わんばかりの表情だ。と思ったその時ーーー。
まふまふ「ちょ、そらるさん僕公表することまでは聞いてないですよ!?!?ってえ、うらたさんに志麻君………??なんで2人がこのたいタイミングでそらるさんの部屋に……??」
うらたぬき「あ、普通にやべぇなまーしー。」
志麻「いやそれな。」
しまった。まさかまふのやつ、そらるさんが情報社の息子だって知ってたのか。そりゃ俺らがいるのが不思議なはずだ。いやでもーーー。
志麻「今はまふ君のことよりそらるさんの話の続きやな。」
まふまふ「ええっ?なんで!?!?」
うらたぬき「だってそこよりその漏洩した犯人がそれ以上にやらかしたってどういうことですか??」
そらる「これがいわゆるカオスか………。いまのは言葉の綾だから気にすんなよ。」
そう、絶対何かある。言葉のあやなんかじゃない。そう思っているとーー。
まふまふ「何となく状況はわかりました。僕が入ってきたのはある意味正解だということが。」
うらたぬき、志麻「!?」
316話 察したからこそ、僕がやるべき事は→←314話 聞いてたけれど、早かったなぁ笑
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽龍夜 - こんにちは!1話から一晩かけてぜんぶ読みました!wおもしろいので、更新がんばってください! (2018年7月30日 10時) (レス) id: 0d30fcd0a4 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - 塾だるい(泣)さん» コメントありがとうございます!!Eve君出てきたの割と最近ですが今回のパートはメインで出てくるので是非見てください!! (2018年7月14日 22時) (レス) id: 740ce85763 (このIDを非表示/違反報告)
塾だるい(泣) - Eveさんに釣られてやって来ました! パート1から見てきます(マッハ2000) 続き待ってます! (2018年7月14日 18時) (レス) id: e0ee611b9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れの | 作成日時:2018年7月12日 18時