41話 守る ページ42
救急隊員に診てもらったAは、体に異常はなく、検査入院も必要ないとのことだった
女の子はそのまま救急車で運ばれ、外守さんは警察に連行された
『あ……、待って！』
Aは声を上げ、パトカーに乗り込み外守さんに走って行った
降谷「A？」
俺たちもAの後を追った
『これ……後で下で渡そうと思ってたんですけど……』
Aはそう言って、写真を外守さんに渡した
外守「これは……なぜ……」
『タンスと壁の隙間に落ちてたんです。奥さんとお母様と娘さん、ですよね』
外守さんは両手で写真を握り、涙を溜めて、顔に手を当てた
外守「お嬢さん……巻き込んで悪かったね……ありがとう……」
そう言い残して、外守さんはパトカーに入って行った
これで……全部、終わったんだ……
オレはほっとして、息を吐いた
私side
松田「A、こっち向け」
背後から松田に呼ばれ、振り返ると、グイッと左頬を松田の袖で拭われた
松田「煤だらけじゃねぇか」
『仕方ないだろ』
松田「ん、」
『ありがとう』
降谷「本当に怪我してないか？」
降谷はそう言って、私の肩を揺すった
降谷「本当に爆発した瞬間は……肝が冷えたと同時にA先生と鬼塚教官になんて言おうかと……！」
『……それ、心配してるのか？』
その後も降谷はぶつぶつと説教をしていた
諸伏「あれ、ゼロが本気で心配してる時の癖だから。ちゃんとAのこと心配してるよ」
諸伏が耳元でそう囁いた
知ってる
この人たちがとても優しい人だということを。
これは…とんでもなく厄介な奴らと仲良くなってしまったな
無茶して自分をすぐ犠牲にしようとするコイツらを
私がちゃんと、ちゃんと守ってあげなければ
「はぁ？」
辺りに鬼塚さんの素っ頓狂な声があがる
鬼塚「たまたま誘拐された女児を見つけ…たまたま誘拐犯を確保し…そいつがたまたま過去に諸伏の両親を殺害した被疑者だっただと？！」
降谷「そうであります！！」
降谷がビシッとして、鬼塚さんに答えた
そう、私と降谷はさっきの事件について鬼塚さんに報告しに来たのだ
ちなみに私が降谷と一緒なのは、私がいると鬼塚さんの怒りが軽減されるから？らしい
鬼塚「そんな戯言、誰が信じるか！！」
降谷「いや、本当に…」
鬼塚「風呂掃除をサボって外出した言い訳にしては…質が悪過ぎる！！」
降谷は鬼塚さんにグイグイと詰め寄られる
目線でヘルプを訴えたため、私も口を開いた
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k-n(プロフ) - 神ちゃんさん» ハロ嫁は現在執筆中です！！もうすぐで完成します✨しばしお待ちをm(_ _)m (11月20日 21時) (
レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃん(プロフ) - こんにちは、ハロウィンの花嫁は書かないのですか？ (11月6日 0時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2023年3月11日 0時) (レス) @page43 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
k-n(プロフ) - 夜蒼さん» 修正しときました！(｡•̀ᴗ-)و ̑̑✧ (2022年12月23日 23時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
夜蒼(プロフ) - コメント失礼します( . .)"29話なのですが…萩原が灰原になっています (2022年12月23日 18時) (レス) id: 8583bb846a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k-n | 作成日時：2022年11月22日 0時
