34話 甘い ページ35
松田「あの鬼公、Aには激甘だよな」
伊達「あからさまだよな」
諸伏「うん、Aちゃんにめっちゃ甘い、優しい」
萩原「男に優しくされて嬉しかねぇけど、あそこまで態度変わると羨ましいよな」
降谷「やっぱり、前のトラックの事件から思ってたけど、僕たちにはAと一緒に怒られに行った方がメリットが大きいな」
『いや、怒られるようなことをするなよ』
私が歩き出すと5人もついてきたので、流れに身を任せて、コイツらと一緒に進み、たどり着いたのがココ
風呂場だったのだ
――――――――――――――――
松田「――ったく、いつまでかかんだよコレ？」
萩原がシャワーや鏡、諸伏さんと松田と私でタイル、伊達と降谷が浴槽を掃除している
松田「風呂場はまだこんな汚れてんのに……脱衣所は……ほぼ手つかずか……」
私もチラッと脱衣所を見て、見なければ良かったと後悔した
『お前ら……本当、私の休日を返せよな』
降谷「悪かったって、お詫びと言ってはなんだけど、あとで外出許可を貰って、みんなで駅前に新しく出来たアイス屋に行こう」
『……おい、松田、手が止まってる、さっさとやれ』
松田「A……テメェ、アイスに釣られやがったな…」
『何のことだか』
私はそっぽ向いて、デッキブラシの上に手を置いた
松田「このままチンタラやってたら、マジでやべーんじゃね？A、アイスどころじゃなくなるぜ？」
『それは困る、何とかしろ、松田』
松田「お前、最近俺に当たりが強くねぇか？」
『気のせいだろ』
松田「もっとテンションの上がる話しながらやらねーか？」
萩原「テンションねぇ……」
萩原は鏡を拭きながらつぶやいた
萩原「そう言えば諸伏ちゃん……さっき見てた捜索願の女の子……何かあんじゃねーの？」
諸伏「え？」
捜索願の女の子？
……確か、あったな
りぼんをつけた、おさげの可愛らしい女の子。だった気がする
伊達「確かに…街で見かけただけで、あの反応はおかしいだろ？」
諸伏「あ、ああ あの子。子供の頃によく遊んでた女の子にそっくりで……まあその子は病気で亡くなったんだけど……気になる事が……」
降谷「幼なじみって事は、僕もその女の子に会った事があるのか？」
諸伏「いや、長野にいた頃だから……」
淡々と話す諸伏さんを横目に、私は静かに話を聞いた
松田「面白そうじゃねぇか！」
伊達「話してみろよ、その話！」
萩原「何でも聞くよォ！」
お前ら……人の事情にズカズカと……
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k-n(プロフ) - 神ちゃんさん» ハロ嫁は現在執筆中です！！もうすぐで完成します✨しばしお待ちをm(_ _)m (11月20日 21時) (
レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃん(プロフ) - こんにちは、ハロウィンの花嫁は書かないのですか？ (11月6日 0時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2023年3月11日 0時) (レス) @page43 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
k-n(プロフ) - 夜蒼さん» 修正しときました！(｡•̀ᴗ-)و ̑̑✧ (2022年12月23日 23時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
夜蒼(プロフ) - コメント失礼します( . .)"29話なのですが…萩原が灰原になっています (2022年12月23日 18時) (レス) id: 8583bb846a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k-n | 作成日時：2022年11月22日 0時
