今日も今日とて仕事が多い［名探偵コナン］Wild Police Story

22話　合コン ページ22

「カンパーイ！！」

どうしてこうなった……


「ぷはーっ やっぱたまんねーな！タダ酒はよォ！！」

どうしてこうなったんだ……



そう、これは、約3時間前










萩原「え〜、Aちゃんもおいでよ！合コン♡」
『未成年だし、そーゆーの興味ない』
萩原「でも、女の子たちに頼まれてんの、Aちゃん連れて来て欲しいって」
『第一、私は出会いを求めてないし求められてない』


私が何度拒否しても、頑なに、テコでも動かない萩原さん

『いーやーだ、帰らせろ、私は酒に興味がない』
松田「いやでも、Aは案外ザルかもな！どうなんだ？」
『未成年だっつってんだろ！！』
降谷「親父さんは強いのか?」
『知るわけないだろ！！まぁ、兄さんは強い方だが』
諸伏「あ、そういえばお兄さんいるって言ってたよね！何歳ぐらいなの？」
『今……22?ぐらい、お前らと同じぐらいじゃないのか?』
伊達「同い年じゃねえか！」
『そうか……じゃあ、私は帰る』

どさくさに紛れて、鞄を手に持つと

萩原「Aちゃん！！！」

22歳警察官が高校生の腰に抱きついてくる


『は〜な〜れ〜ろ〜！！！って言うか！お前らも止めろよ！！！』

私はそばにいた残り4人を見た

降谷「いや、まあ……」
松田「Aが来た方が楽しいからな」
諸伏「Aちゃんの援護は出来ない……ごめんね」

『……。伊達〜』
伊達「俺にはもう止められねぇ」

伊達さんは呆れ笑いをする

『はぁ……行けばいいんだろ、行けば』
萩原「え！？マジ!?Aちゃん来てくれるの？！」
松田「おっ！やりぃ〜」
『勿論、お前ら持ちだからな』

私は親指と人差し指で丸を作る

萩原「もち〜！じゃんじゃん頼んで良いよ〜」
『ほぅ……それは楽しみだな』
伊達「俺もお前の奢りたろ？」
萩原「しゃーねーよ、班長は彼女いるんだからよ」
降谷「萩原……実は僕も……」
諸伏「俺も……実は、ね」
萩原「誘ったらあんなに喜んでたオメェらに居るわけねぇだろ！」



この話を要約すると、萩原さんは警察学生同士で合コンをするらしい

で、それに来る女性陣が私と話したいと……

絶対裏で何か言われてるだろ、私

行った先でアイツらがトイレとかに出てった瞬間、全員で迫ってきて「私の萩原くん(松田くん，降谷くん，諸伏くん)に近づかないで」って言われるやつだ

私、伊達の隣がいい

いいな、彼女持ち

私も彼氏いるって事で行こっかな……

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