今日も今日とて仕事が多い［名探偵コナン］Wild Police Story

13話　連絡先 ページ13

萩原「Aちゃん！連絡先交換しよ♡」
『結構です』

即答かよ……っ！！俺泣いちゃうっ！

萩原「いーじゃん！ね？交換しよ？♡」
『キモいです』
松田「Aってどストレートなんだな」
『手当て終わったんで、出てってください』
諸伏「辛辣……」

諸伏ちゃんは右手首をさすりながら苦笑いする
　
萩原「じゃあ、連絡先交換してくれたら、素直に出てくから〜」
『嫌です、大の大人がピーピー言わないでください』
降谷「辛口だな」
伊達「萩原、その辺にしとけ」
萩原「えー！でも…お願いAちゃん！この通り！」

結構世話になってるから、暇な時に飲みに誘えるようにと思って言い出したが

まあ、本当は他の奴らが先にゲットするのが嫌だっただけなんだけど

断固拒否のAちゃん
バリケード高っ
いや、シンプルに興味ねぇのかも……

同期の皆んなも、連絡先交換を懇願しているが、誰一人交換出来たものはいない

諦めるか

すると、Aちゃんがいきなり何かを投げてきた

萩原「ちょ！！おわっ」
慌ててキャッチするとそこには
萩原「え……携帯？」
『うるさいから、さっさと登録すれば』
松田「マジか……」
降谷「あのAの連絡を？」
諸伏「萩原が……」
伊達「どういう風の吹き回しだ……？」
『登録して、早く部屋に戻るんだな。教官が15分後ここに来る』
萩原「げっ、教官が」

教官という言葉を聞いて少し焦ったが
俺的にはAちゃんの連絡先を知れることに焦った

だって誰も交換出来なかったAちゃんの連絡先だぜ？

俺はAちゃんの携帯を開いて、連絡先を入力する

降谷「僕もいいか？」

え、降谷ちゃん？

諸伏「オレも！」
『勝手にしろ』

っで、なんか流れでみんな登録する羽目に……
俺だけの特権だと思ってたのに

伊達「そういえば、話し方変わったな！」
『本来の話し方はこっちだけど、目上の人には敬語って言われてたからな父親に』
諸伏「えーっと…つまり？」
『年上だったから敬語を使ってたが、あんたらに関してはどうでも良いと思った』
松田「おいおい、萩だけじゃなくて、俺らもかよ」
『似たようなもんだろ』
伊達「まあ、ちょくちょく外れてたけどな」
『それは言わないでくれ…』


依然変わらず、Aちゃんは資料を片手にコーヒーを飲んでいる
大人かよ……本当に俺らより年下か？

降谷「そういえば聞いてなかったが、Aは何歳なんだ？」

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