今日も今日とて仕事が多い[名探偵コナン］

19 コナン観に行ってきました！ ページ21

食器を洗い終え、コーヒーを飲んでいると、ピピっと無機質な音がした、風呂が出来たのだ
『入るか』
私は着替えを一式持って、洗面所に行った
久しぶりの湯船はすごく気持ちがいい
ここの所徹夜で、警視庁の方のシャワー室しか使えなかったからな
かといって長風呂もあまり好きじゃないから、上がって頭と体を洗い、再び湯船に浸かった

白石は大丈夫だろうか？
まあ、奥さんの方から連絡がなかったから大丈夫だろう
徹夜はやはり体に悪いな
慣れない奴がするもんじゃない
まあ、慣れてもダメなんだが
私や降谷が良い見本だろう
色んな意味でおかしくなるからな

風呂から上がって、服を着て
ドライヤーをするか迷ったが、寝ているアイツらを起こすのもなんだと思い、適当にタオルで拭いて、リビングへ戻った

『あ？起きたのか？』

リビングからは消したはずの明かりがついていた






『お前ら起きたなら風呂に……』
萩原「あー！Aちゃん！お風呂行ってたんだね！」
『誰か次に……』
諸伏「言ってくれたら、一緒に入ったのに……」

『何なんだこの酔っ払い……』

伊達「おっ、あがったのか？おい松田！萩原と一緒に入ってこいよ」
松田「何が寂しくて男と風呂なんざ入らなきゃなんねぇんだ！！！一人で入るっつーの！」

松田がドカスカと歩きながらタンスから服一式を持っていく
そうだ、酔っ払ったら確実に帰らないため、コイツらは勝手に私の家に着替えを2セットも置いているのだ
頭沸いてんのか、本当

『酔ってても風呂ぐらい1人で入れるだろ』
松田「いつも1人で入らしてるし大丈夫だろ、溺れてもここには優秀な医者がいるしな」
『そのまま解剖でもいいんだぞ』
松田「お前、解剖好きだな」
『分解も似たようなもんだろ、分解魔』
松田「黙れ解剖魔」

降谷「ん……ぁ？みんな起きてたのか」
伊達「おう、降谷！目ぇ覚めたか！」
降谷「あぁ」
萩原「Aちゃん！髪濡れてると雰囲気変わってなんか、いいね！！」
「「「「――――ブフッ――――」」」」
『おいテメェら、何吹いてんだ、解剖するぞ』
萩原「えー！陣平ちゃんもそー思わない？」
松田「萩、テメェまだ酒抜けてねぇだろ……」
『萩原……4つも下の女に色目使うな、バラすぞ』

萩原はヒーっと言いながら、先程寝ていた場所に戻って行った
気付いたら松田もいなくなっていた、風呂か。

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