120 喫茶店ではお静かに ページ29
安室「Aさん、流石にヒヤヒヤしましたよ」
松田「まあ手ェあげたら、その前にAに動脈切られるだろ」
『流石に知り合いの仕事先を事故物件にはしない』
伊達「知り合いじゃなかったら、やるのかよ……」
『かもな?』
萩原「じゃあ、俺らあそこ座って待ってるから、お前もゆっくりしてなって」
そう言って、萩原が4人を押してテーブル席に座った
あの4人には切り離そうとしても、切り離せない、固い繋がりがある
一方は恩人で、一方は助けられたやつだ
そこには、僕が入れない、固い繋がりがある
僕はそれをたまに羨ましく感じる
別に、僕も大怪我して、Aに面倒を見てもらいたいわけじゃない
なんとなく、羨ましく思う
なんてのをAに一度漏らしたら、
Aに、お前は随分昔に助けたろ、って言われた
確かに警察学校時代では、Aにたくさん助けられた
やんちゃして壊したものをAがこっそり直したり
教官に本気でキレられたとき、さりげなくフォローして怒りを鎮めてくれたり
でも、それは僕だけじゃなく、僕ら5人だ
Aは"お前は"って言ってた
僕だけ、別で助けられた事なんてあったか?
厨房に戻り、松田たちがいるテーブルを見る
松田と萩原の間にAがいて、2人でAをイジっているようだ
Aはあからさまに嫌な顔をして、班長もヒロも笑ってる
僕にも、Aと何か強い繋がりが欲しかったのかもしれない
でも、それは僕のわがままで、Aを危険なことに巻き込みたくはない
「人気者なんだね、Aさんって」
カウンターでハムサンドを食べていた、コナンくんがそう言う
安室「ああ、Aは表じゃあんなだけど……とても優しいんだ」
コナン「安室さん、松田さんたちに嫉妬してるんじゃないの?」
安室「嫉妬?……僕が?」
コナン「うん、だって、安室さんなんか怖い顔してたよ」
安室「嫉妬なんかじゃないさ……もっと、ドロッとした――」
「いい加減にしろよ!!?姉ちゃん!!」
494人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
k-n(プロフ) - なさん» 夢主さんは自分の車で飲みに行った時は、自制しているのでビール350ml×2本か500ml×1本で済ませて5時間程空けてます笑 烏龍茶飲んでる時もあります笑 豪快なのは宅飲みだけです笑 ちなみにk学が夢主の酒の強さに気付いたのは、宅飲みで騒ぎ散らかした時です (2022年12月21日 17時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
な - 夢主、飲酒運転してるやん笑 (2022年12月21日 16時) (レス) id: c7fa653333 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新楽しみに待ってます! (2022年5月29日 18時) (レス) id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:k-n | 作成日時:2022年5月28日 12時