114 遅いぞ ページ23
「あ……あれ……?Aちゃん、陣平ちゃん?」
『は……』
松田「萩ッ……!!」
萩原は私たちを不思議そうに眺める
私たちもベッドに駆け寄り、萩原の顔を見る
萩原「班長に降谷ちゃんに諸伏ちゃんも……」
松田「この野郎!!心配かけやがって……!」
降谷「爆発に巻き込まれたって聞いた時は、流石に肝が冷えたよ……」
諸伏「とにかく、目が覚めて良かった……」
伊達「Aに感謝しとくんだぞ!」
伊達が私の事を指差して、4人が頷く
『べつに、私は何もしてない』
松田「何もしてねぇ事ないだろ?お前が防護服着させたから、今萩は生きてんだろ」
降谷「それに、四六時中Aが付きっきりだっただろ?」
『それは、父さんに頼まれたからで……』
萩原「そうなの?Aちゃん」
『あ、いや、そうじゃないと言えば嘘になるが……』
萩原「迷惑かけて、ごめんね。目の前で知り合い吹っ飛んだら、流石に堪えるよね……」
『うっ……』
確かに、それは言い返せない……
本当にその通りだ
母さんが死んだ時を思い出したくらいに
まあ、それ
だけ私もコイツらに思い入れがあるってことか……
プルルルル――
突如誰かの携帯が鳴った
松田「あ、俺だ……もしもし?」
松田は電話に出るため、病室の隅に行った
萩原「ってか、みんな仕事は?」
伊達「合間に来てんだよ」
降谷「お前のためにわざわざ休暇を取るわけないだろ」
諸伏「あと10分ぐらいで出ないとだな……」
萩原「お前ら……すっげぇ心配かけたんだと思って、何かちょっと感動してたのによぉ……」
伊達も降谷も諸伏も、あんな事言ってるけど、
『お前らしょ―』
降谷「A!!」
諸伏「甘やかすな!!」
伊達「はは……」
お前ら初日は丸一日休暇持ってきてたろ……
萩原「って、Aちゃん学校は?」
『1週間ぐらい休んでも余裕だ』
降谷「お前、もう1週間以上休んでるだろ」
萩原「え゛!!」
『余計なこと言うな、バカ』
伊達「なんやかんやで萩原が入院してから、ちゃんと学校行ってないよな?」
『3日に1回で顔出してる』
諸伏「なんて理由で学校休んでるんだよ……」
『飼ってるポチの具合が悪いので、観察含めて休みますって』
萩原「俺?!俺がポチ!?行って!Aちゃん、学校行って!」
嘘に決まってるだろ……
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k-n(プロフ) - なさん» 夢主さんは自分の車で飲みに行った時は、自制しているのでビール350ml×2本か500ml×1本で済ませて5時間程空けてます笑 烏龍茶飲んでる時もあります笑 豪快なのは宅飲みだけです笑 ちなみにk学が夢主の酒の強さに気付いたのは、宅飲みで騒ぎ散らかした時です (2022年12月21日 17時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
な - 夢主、飲酒運転してるやん笑 (2022年12月21日 16時) (レス) id: c7fa653333 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新楽しみに待ってます! (2022年5月29日 18時) (レス) id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:k-n | 作成日時:2022年5月28日 12時