94 そりゃ、、、な? ページ3
私side
徹夜明け、休日出勤、、、
たく、ろくなことがない
「A先生!わざわざありがとうございました!」
『君も早く寝るんだな』
近くで起きた殺人事件の現場検証に向かわさせられた私は、この上なく眠たい
本来ならば、今頃家の布団で夢の中のはずだったのだが
米花町……本当になんて恐ろしい町なんだ
事件が私を呼んでいるんじゃなくて、私が事件を呼んでいるのか?
徹夜明けの私の思考力はたまにおかしくなる時がある
実質、今がそんな感じだ
「Aさん!近くに詐欺師の張り込みがあったらしく、そっちの車はAさんの家の近くを通って帰るらしいのですが、どうします?」
『あぁ、じゃあそっちに乗って帰るよ、お前らはまだ現場にいないと、だろ?』
「はい、では!連絡が来たら、また声かけますね!」
『了解』
私は近くの自販機で、カフェオレを買う
今から寝れるってのに、コーヒー摂取はないからな
カフェオレを飲んで、その連絡を待っていると――
「Aさん!!!大変です!!!」
『どうした』
先程の刑事が血相を変えて走ってきた
現場に不備でもあったのか?
それとも遺体に……いや、間違いはなかったはず
「近くにいた刑事の1人が車にはねられたらしく、今危険な状態だそうで……」
『場所は?』
「えっ!……ここから徒歩15分ほどの〇〇丁目の××ビル前で……って!Aさん?!」
私はスマホのマップを調べながら走った
『私はそっちに行くから!そこの刑事に連絡しといて!!』
後ろで先程の刑事が呼んでいるが構わない
クソ〜、徹夜明け、体が重たい……
運動神経は昔から良く、今も劣ってはいないのだが
状況が状況だ
しばらく走ると十字路に出た
どっちだ……?
「――さん!――さん!!!」
誰かの慌てた声がする
『あっちか……!』
私は路地に入り、しばらく辺りを見ながら歩いた
声がする方からは、電柱に追突した車・声をかけ続ける男・血を流した男……伊達がいた
『伊達……?』
「伊達さん!しっかりしてください!!」
伊達「こ……こいつを……お、お前に……任せたぜ……」
伊達はそう言って、懐に手を入れ、手帳を取り出した
あの手帳って――
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k-n(プロフ) - なさん» 夢主さんは自分の車で飲みに行った時は、自制しているのでビール350ml×2本か500ml×1本で済ませて5時間程空けてます笑 烏龍茶飲んでる時もあります笑 豪快なのは宅飲みだけです笑 ちなみにk学が夢主の酒の強さに気付いたのは、宅飲みで騒ぎ散らかした時です (2022年12月21日 17時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
な - 夢主、飲酒運転してるやん笑 (2022年12月21日 16時) (レス) id: c7fa653333 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新楽しみに待ってます! (2022年5月29日 18時) (レス) id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:k-n | 作成日時:2022年5月28日 12時