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87 行くぞ!オメェら! ページ44

ピリリリリ……

俺のポケットに入れたスマホの音が鳴った

画面を見せて、フッと笑う

店員「それ、自分の電話番号……!?」

俺は素早く応答を押した

スマホからは男の会話が聞こえる

――――――――――――――
「にしても、案外楽にいけたな」
「油断は禁物だ、基地に着くまではな」
「あの女どうする?」
「何、基地に着いたらそのまま車捨てりゃいいだろ」
「スクラップってわけね」
「まあその頃俺らは……だけどな」
「すんませ〜ん、この先、この前の土砂で道が続いてないんですわ、お手数ですが、回り道してもらってもいいですか?」
「構いませんよ」
「あっちから行くか」
「じゃあ、先に……に行くか」
「基地には行かねぇで良いのか」
「ボスに連絡しとく」
―――――――――――――――

そうして電話は切れた

コナン「この近くで、土砂があったのってどこ?!」
店長「確か、この先、東の方が前の雨で酷かったって……」
松田「佐藤!GPSは?」
佐藤「あと少し!」

高木「GPS、出ました!」

高木がタブレットを持ってやったきた

この方面……

伊達・萩原・松田・コナン「「「「空港か!?」」」」


俺たちは車に乗りこむ

松田「佐藤!お前らはAの車を追跡しろ!俺たちは先に空港に行く!!」

萩が運転、俺が助手席

伊達とガキが後部座席に乗る

萩原「じゃあ、飛ばすぜ!!」

萩はそう言ってアクセルを踏み込んだ

萩のスマホからゼロの声がする

降谷「僕とヒロも空港に向かう!僕たちの方が近いからな!」
松田「ハッ良いとこ取りかよ」
諸伏「まさか、ゼロの読みだよ」
伊達「相変わらずだな」
萩原「俺らも負けてらんねぇな!」


萩の電話を切る

松田「知ってたんだな、ゼロのこと」
コナン「まあね」
萩原「いつから?」
コナン「結構前」
伊達「降谷も困るな、こんなキレるガキが近くにいたらよ」
松田「だな」

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ぱすた(プロフ) - なにこれ続きがめっちゃ気になるぅぅぅうう!!!めっちゃ面白いです!!!好きです!!!更新無理せず頑張ってください?!?!! (2022年5月16日 20時) (レス) @page12 id: 287f0ed476 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 素敵な作品ですね!更新楽しみにしてます。 (2022年5月16日 19時) (レス) @page12 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:k-n | 作成日時:2022年5月15日 15時

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