48 手のかかるヤツら ページ5
佐藤「っっ！！！あれ！」
佐藤刑事の声に顔を上げると、爆風と共に飛ばされる松田の姿が
『受け止めるから、誰でもいい、早く角を持て！！』
こんな声出せたのか、と思うくらい、声を張って、近くにいた刑事たちにブルーシートを持たせる
佐藤「Aちゃん……！！」
目暮「しかし、これじゃ」
『私が動くから、合わせろ』
私はブルーシートの片隅を持って先導する
あの爆発をくらい、あの高さからの落下で生きてることは、そうないだろう
『大丈夫、息してりゃ何とかしてやるからさ』
私たちは予想落下地点に入る
『気ぃ抜いたら松田は死ぬからな！！』
ドサッッ
大きな音がして、ブルーシートが大きく弾む
約１０人ほどの刑事によって、松田はブルーシートで受け止められた
『シート降ろせ！』
私はブルーシートを降ろさせて、松田の口元に耳を近づける
松田「ッ……」
呼吸音とともに、苦しそうな松田の声がした
『私の車から医療セット持ってこい！救急車も！早く！』
私は来ていた白衣を松田にかける
腕からの出血が止まらないため、結んでいた髪ゴムを解き、松田の腕にきつく縛った
佐藤刑事は安心したのか、地面にペタリと座り込んだ
白鳥刑事も目暮警部もこちらをしばらく唖然と見つめ、周りの被害と救急車、消防車の要請にあたった
私は刑事が持ってきた医療セットで、この場でできる止血などを行い、救急車が来るのを待った
『心配かけんな………………陣平』
本当にお前らは手のかかる５人組だな
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ぱすた(プロフ) - なにこれ続きがめっちゃ気になるぅぅぅうう！！！めっちゃ面白いです！！！好きです！！！更新無理せず頑張ってください？！？！！ (2022年5月16日 20時) (
レス) @page12 id: 287f0ed476 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*＠馬鹿同盟(プロフ) - 素敵な作品ですね！更新楽しみにしてます。 (2022年5月16日 19時) (レス) @page12 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k-n | 作成日時：2022年5月15日 15時
