82 柄にもない事はするもんじゃない、by次回の私から ページ39
ライは時計をみると
ライ「もうこんな時間か……そろそろキミとバーボンのキティが戻ってくるな……今日は失礼するよ」
諸伏「ライ、その……ありがとうな」
ライ「キミもバーボンも、大切なキティをあんな顔をさせるなよ」
諸伏「そうだな……」
ライはgood luck、と言って部屋を出ていった
諸伏「でもね、ライ、Aは俺とゼロだけのキティじゃないよ……もっと厄介な、俺たち5人の大切なキティだよ」
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私side
警視庁から自宅に帰ると、明かりがついていた
誰か来てるのか?
鍵を開けて中に入ると
ドタバタと走ってやってくる諸伏
犬か、お前は
飛びついてきた諸伏に、どうどうなんて言いながら
『どうした?』
と聞いた
諸伏「ただ無性にAに会いたくなった」
諸伏は私の肩に顔をうずめながら言った
諸伏「Aの好きなお酒買ってきたよ」
『奇遇だな、私も買ってきた、そして明日は上からの強制的休暇だ』
諸伏「じゃあたくさん飲めるな」
『だな』
諸伏「A何も食べてないだろ?飯、軽く作ったんだ」
『それはありがたいな』
諸伏は私の手を取ってリビングへと歩いてく
満面の笑みを浮かべる諸伏を見て、自然と口角が上がる
コイツに……あの5人に幸せが訪れるように
なんて、柄にもないこと思いながら
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ぱすた(プロフ) - なにこれ続きがめっちゃ気になるぅぅぅうう!!!めっちゃ面白いです!!!好きです!!!更新無理せず頑張ってください?!?!! (2022年5月16日 20時) (レス) @page12 id: 287f0ed476 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*@馬鹿同盟(プロフ) - 素敵な作品ですね!更新楽しみにしてます。 (2022年5月16日 19時) (レス) @page12 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:k-n | 作成日時:2022年5月15日 15時