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なんか、嫌な予感がしたんだ。
岸くんはバカそうに見えて、、いや、バカなんだけど、仕事に対しては本当に真面目で、自分を責めちゃう人だから。
今回のダンスも岸くんはちゃんと踊れてるのに、俺みんなより出来てないってずっと残って練習してて、俺も一緒にやってたからなんか、わかる。
きっと今日の収録にみんなよりもプレッシャーを感じてるはず。
海)｢はぁ、はぁ、岸くんどこー、、、｣
岸くんがここに向かってないわけないと思うんだよね、、
あっ、
海)｢岸くん、遅くなってごめんね？もう大丈夫だからね。｣
岸)｢ﾊｧﾊｧｯﾊｧ､ｸﾞｽｯ､、かい、、と、？｣
海)｢海人だよ、ゆっくり呼吸しよっか、落ち着いてから楽屋行こうね｣
岸)｢ｸﾞｽｯ､ﾊｧﾊｧ､､､俺、、俺っ、、、｣
海)｢うん、｣
岸)｢海人に、沢山教えてっ、、、教えてもらったのに、、全然できなくっ、、て、、家でも練習したけどっ、、ダメで、、家出る前に過呼吸、起こして、、時間ちょっとすぎて、慌てて来たけどやっぱ、、、怖くなって、涙止まらなくて、、、ここで、、、｣
海)｢ｷﾞｭｯ｣
岸)｢ｸﾞｽｯ､海、人？｣
海)｢岸くん、、ｸﾞｽｯ、岸くんはもう十分、十分すぎるぐらいできてるんだよ？岸くんがまだまだって思えることは、本当にすごい。誰よりも真面目でストイックな岸くんだからこそだと思う。けど、それで自分を追い込んじゃうなら、俺はその度に、岸くんはできてる、大丈夫って、言い続ける。1人で悩まなくていいんだよ、？俺らがそばにいるから。大丈夫。みんな岸くんの味方だよ？｣
岸)｢かいとぉ、、うぁぁぁあああん｣
海)｢おぉお声が大きい笑よしよし｣
岸)｢ええぇん、ｸﾞｽｯ、んーーーぇぇん｣
海)｢ｸﾞｽｯ、もう、岸くん泣きすぎっ、笑｣
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作者名：うさぎ | 作成日時：2021年11月14日 14時
