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*213 坂本side ページ44

岡田「まあくんは俺らっていったら誰が浮かぶ?」

その質問にいちもくさんに答えたのが井ノ原だった

井ノ原「どうしたあ?おかだあ、俺らっちゃあ、まず坂本くんでしょ、で、長野くん、続いて俺、で、剛健、そして岡田お前だ。」

岡田は少しうっとうしそうに眉毛をあげた

岡田「よしくん、今まあくんに聞いてるんだけど」
井ノ原「岡田酷いっ岡田まで、岡田まで俺のこと恨んでるのかよっ」

井ノ原は顔をくっしゃっとして腕を顔に当てながらキコキコと席に戻っていった
そしてまた机に顔をうずめた
俺はそんな井ノ原を気の毒そうに見ていた
同じくそれを見ていた岡田はポカンとしていた

岡田「ん?俺なんかへんなこと言った?よしくんどうしたんや」
坂本「ああ、井ノ原のことはほっとけ」

岡田は俺の言ったことを素直に受け止めて体の向きを向き直してきた
俺も岡田に向き合う

岡田「あ、うん。ほな、もう一回聞くけど俺らって」
坂本「俺も井ノ原と同じだけど、それがどうかした?」
岡田「よく考えてみると俺と剛くん健くんにとってはまあくんも、よしくんも先生やん?」
坂本「ああそうだな」
岡田「じゃあ俺らって何なん?友達なんか?よくわからへん」
坂本「なんだ?岡田どうしたんだよ」
岡田「…ねえ、俺らって友達なの?でもまあくんとか先生や」

何が言いたいのだろう岡田は…
岡田は俺の腕を軽く引っ張って職員室の外へ促した
俺は岡田に誘われた通りについていく
1階の会議室に入った

岡田「ここ使ってええの?」
坂本「ああ、今日は誰も取ってないから」
岡田「ありがとまあくん」

岡田と俺は会議室の椅子に腰を掛けた

坂本「岡田さあ、難しく考えすぎてないか?俺等は友達なんかじゃねえよ」
岡田「えっ」
坂本「仲間だ。俺らは仲間だよ」
岡田「仲間?」
坂本「そうだよ仲間だよ、一番ピッタリだろ?」
岡田「友達じゃないのに仲間?仲間ってなんなん?」
坂本「それはいずれわかるんじゃないか?」
岡田「…」

俺は一度座った椅子から立ち上がって会議室の中をうろちょろして岡田に訪ねた

坂本「それより岡田どうしたんだ?」
岡田「わかった、仲間でええ」

俺は歩を止めて岡田に振り返った

坂本「ん?」
岡田「じゃあ、仲間ってさ少なくとも俺らは思ってると思うんや、でも。」
坂本「でも?」
岡田「ひろしも思っているのかなって」

*214 坂本side→←I wanna meddle in him*212 坂本side



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智和∞ジャス民(プロフ) - みりんさん» はいよwww待ってるよ(*^^*) (2016年9月27日 22時) (レス) id: efd78b0e5d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 智和∞ジャス民さん» 少し書けたけどまだ修正終わってないからまだ寝かせてるwだから今日は少しだったけどまたすぐに更新しますよw (2016年9月27日 9時) (レス) id: b918f7c835 (このIDを非表示/違反報告)
智和∞ジャス民(プロフ) - みりんさん» wwwおうwww( ´∀`)フハハハハ (2016年9月26日 23時) (レス) id: efd78b0e5d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 智和∞ジャス民さん» じゃあ、ぼちぼち頑張るよwwでもね、眠気が勝つかもww (2016年9月26日 23時) (レス) id: b918f7c835 (このIDを非表示/違反報告)
智和∞ジャス民(プロフ) - みりんさん» 別にゆっくりでもいいのにwww 急いでないしー まぁみりんのペースで頑張れ (2016年9月26日 23時) (レス) id: efd78b0e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みりん | 作成日時:2016年8月23日 23時

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