【言葉のいらない瞬間】5

*207 岡田side ページ37

剛「俺が話したからとかそういうわけじゃないけどさ」
岡田「うん？」
剛「長野くんと岡田って…」

井ノ原「あれえ？剛、岡田？どこ行ったんだあいつら」

岡田「あ、よしくん戻ってきた！！」
剛「あ、行くぞ岡田っ」

剛くんが院内なのに駆けだしてそのあとを僕は追った

剛くんが何か言いかけたけど何となく察しはついた
別に俺は話してもかまへん
でもひろしのことも話すことになる。でも、剛くんは健くんのこと話してくれたし、
最近のひろしは2人のこと本気で相手しているようにも見える
何かいつもと違う。
きっと、俺の知ってること2人にならいいよね？落ち着いたら話してもええよな？
隠してたわけじゃないけど。2人が俺に違和感を抱いているのはわかってる
それを聞かれて黙ってるのは隠してるのと同じや
だったら。俺は。

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