【言葉のいらない瞬間】5 (ページ25)

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*195 長野side ページ25

長野「健？あ、いいから、横になってて」

俺が健にそう言ってもう一度ベットの上に横になってもらった
健にタオルケットだけをかける

健「あのさあ、母さんのところだけどあれ言い出したの長野くん？」
長野「多分。」
健「え、多分ってどういうこと？」
長野「だから起き上がらないで？」
健「あ、ごめん」
長野「あれはね、確かに言い出したのは俺だけど剛の方が多分先に思っていたんじゃないかな？」
健「剛が？」
長野「うん。」

健はゆっくりと息を吐くと拳をぎゅっと握った

健「俺、行った方がいいのかな…」
長野「少なくとも健の近くにいた人がそう思ってる」
健「俺、自信ない」
長野「でも、よくても悪くても、前には進むしかない。そこが健にとって通過点なら逃げちゃいけないよ」
健「早すぎない？」
長野「健は耐えられるの？」
健「え？俺？俺は全然…」
長野「健、最近冷静でいられてる？」
健「えっとそれは…」
長野「自分でもわけわかんないことになってたりは？」
健「…」
長野「お母さんのことを考えるのもいいけど健自身は大丈夫なの？」
健「…」
長野「お母さんと向き合うチャンスだよ。見るだけでもいい。自分の中でけりをつけなきゃ」

健はそっと目を閉じるとぐっとこらえた声でつぶやいた

健「会いたい。」
長野「じゃあ、井ノ原に向かい頼んでくるね。健はここで寝てて？」
健「え？井ノ原くん？！」
長野「大丈夫だから、彼だって大人だよ？じゃ、おやすみ。」
健「え、っちょっとお長野くんっ」
長野「井ノ原ならわかってるから、ね？」

―ｶﾞﾁｬ

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はい、作者のみりんですｗ
お話長くてすみません(;'∀')
何だか書き始めていたころに比べると一本のお話がかなり長くなっているｗｗ
当初は４ページずつくらいのイメージだったんですけどねｗ←おいｗ

えっと次回から井ノ原くんでてきますね。
そしてあの二人のお話の始まり←ようやくｗ

これまでは遠足＆格別な味の後始末的なお話ｗｗ←タイトル変えとけよｗ
タイトル考えるの面倒で、混ぜましたｗ←ならいっそのことカットしろよ

とりあえず、いろいろとすみません(;'∀')

このシリーズ自体、明るい題材で書き始めればよかったとか時々思いますｗ
いや、んなことっ(^^;
考えることから逃げたくない(´;ω;｀)←は？

失礼しますｗ