*091 坂本side ページ9
肩を…骨折？長野が？
俺はさっきまでのことを思い出した
あのときだ、崩れてきた衝撃でドアが開くんじゃないかと
俺がドアに駆け寄った時だ
あいつが俺をかばったときに…
痛がってるようにもみえなかった
全然普通だった…
暗かったせいか？まったく気づかなかった
そういえば、さっきも、左手じゃなくて
右手でvサインをつくっていた
俺は初めて井ノ原先生と言葉を交わした
坂本「大丈夫何ですか？」
清隆先生「ああ、長野、あいつはひどく手術を断ったから今は三角巾とバストバンドで固定してもらってるよ。まあ、はじめは一週間の安静が必要だそうだ。もうすぐ来るだろう」
井ノ原先生は少し目線を下げてから俺のほうをしっかり見た
清隆先生「坂本、お前、あそこで何があったんだ？話してくれないか？」
俺は答えられなかった。
そして沈黙を作った
コツコツコツ…
優しい足音とともに治療を受けた
長野が戻ってきた
長野「先生、すみません。」
俺と井ノ原先生は三角巾で固定された腕を見た
俺はしばらく長野と井ノ原先生とのやり取りを見ることにした
清隆先生「その話はあとだ、それよりも長野、痛むか？」
長野「まあ、少しですけど…一週間安静にしてくっつきようを見てからリハビリに入るそうです。」
井ノ原先生はこっちに向き直った
俺は二人から２，３歩離れたところから聞いていた
清隆先生「そうか…あ、お前たちの親に連絡しておいたんだが、坂本、お前の親はもうじき来る。でも、長野のところはまだ繋がってないんだ。」
は？呼ぶなし…めんどくせぇ、まあでも普通そうなるよな
ン…待て、待てよ確か、こいつって両親に捨てられたって…
あ、里親のことか…長野いろいろと大変そうだな
長野はまっすぐ井ノ原先生のことを見て優しいまなざしで見ていた
この優しい雰囲気はどこから生まれたんだよ…
でもそれは、どこか諦めたような眼差しにも見えた
いや…諦めるよりも力がこもっていないとの方が正しいだろうか
もしかしたら最初から力がこもっていなかったのかもしれない。
何だか急に長野のことが怖く感じた
長野「あ、最近忙しいみたいで、海外勤務に行ってるんです。呼び戻すのは大変じゃないですか、それにせっかく二人の時間を楽しんでもらっているのに可哀想なんで内緒にしてもらえませんかね」
清隆先生「長野お前なあ…こんなケガしてそれはないだろ…しかも何かあったんだろ？じゃなきゃこんなところにいないよな？」
*092 坂本side→←嘘 助け船編*090 坂本side
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錦原エリー(プロフ) - 作者の雑談多くて読みにくい。本編かと思ったらいきなり作者の雑談で、本編はその後とか読む気無くすわ。本編とは別にページ使って纏めて書けばいいのに。それだけ飛ばせるように。まぁ昔の作品なんで今更ですが。 (2022年9月18日 13時) (
レス) @page34 id: a25755538d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 返信の方遅くなり大変申し訳ございませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。只今検討中でございます！ありがとうございました！ (2016年8月3日 13時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 読んでみたい人もいると思うのですが… (2016年7月26日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 3をお読み頂きまして誠にありがとうございます！1,2の作品はお話が少々暗いためフラグを立てておりますので18歳以上の方のみの観覧となっております。申し訳ございません( ；∀；) (2016年7月18日 6時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 1と2が出てこないのですが… (2016年7月18日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2016年4月13日 5時
