*121 健side ページ44
俺は母さんの涙を何度見てきたんだろ…
朝まで酒に手を出す何て…こんなに無理してまでお酒を我慢してたんだ母さんは…
俺は母さんに水の入ったペットボトルを渡した
すると母さんが笑顔になって
俺も自然と笑顔になった
恵「こうちゃん？もうっどこ行ってたのひょお！健ったら変な冗談いってたわよ、いたずらっ子なんだからああなひゃに似たのへ？」
俺は仕方なく母さんに付き合った
もちろん母さんはこの調子じゃ学校に行かせてくれなくて学校を休んだ
もちろん母さんの仕事も休ませた、働き詰めていたから有給休暇を容易にとることができた
この日でこんな状態は終わると思っていた
でも、お酒を飲むのを一度やめてしまった反動は大きかった
もともと母さんは酒に強くないからそんなに本数はいらないはずなのにどこかに大量に買い込んでいてなかなかお酒をやめようとしなかったいつもは毎晩酒に溺れたら次の日には頭痛いだの言いながらシャキッと仕事に出て行っていたのに、今回は一日中お酒に浸っていてやめる気が見えなかった
2日間俺が学校を休んだら井ノ原くんが訪ねてきた
本当はこんなところ情けなくて見せたくなかったけど
一日中父さんと自分の振りを交互にしなくちゃいけない日々はつらくて
井ノ原くんに事情を説明してご飯や買い出し、母さんのお世話を手伝ってもらったんだ
井ノ原「じゃ、健、泊まってやれなくてごめんな、明日も来るから」
健「うん、井ノ原くん、いろいろありがとうね！助かったよ。」
井ノ原「それよりさあ、お母さん、一度病院で診てもらったほうがいいんじゃないか？」
健「俺もそう思って連れてこうと思ったんだけど母さん行きたがらなくて…外に出ようとすると「また女？」だのうるさいからさあ」
井ノ原「俺と健で外に出るときはそんなこと言わなかったのにな」
健「男同士だから平気なんだよ」
井ノ原「じゃあ、俺連れてこうか？」
健「井ノ原くんにそこまでさせれないよ、俺が母さん連れてくよ。あのさ、井ノ原くん…」
井ノ原「どうした？」
健「遠足だけどさあ、お金…」
井ノ原「金のことは気にすんな遠足言って来いよ、俺が代わりに出しておいてやるから」
健「ええ！？いいの？ありがと、岡田と約束しちゃったから…助かるよ。井ノ原くん…このことだけど岡田と剛には言わないで」
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錦原エリー(プロフ) - 作者の雑談多くて読みにくい。本編かと思ったらいきなり作者の雑談で、本編はその後とか読む気無くすわ。本編とは別にページ使って纏めて書けばいいのに。それだけ飛ばせるように。まぁ昔の作品なんで今更ですが。 (2022年9月18日 13時) (
レス) @page34 id: a25755538d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 返信の方遅くなり大変申し訳ございませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。只今検討中でございます！ありがとうございました！ (2016年8月3日 13時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 読んでみたい人もいると思うのですが… (2016年7月26日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 3をお読み頂きまして誠にありがとうございます！1,2の作品はお話が少々暗いためフラグを立てておりますので18歳以上の方のみの観覧となっております。申し訳ございません( ；∀；) (2016年7月18日 6時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 1と2が出てこないのですが… (2016年7月18日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2016年4月13日 5時
