*113 健side ページ33
5月17日 19：30頃(時系は「特編 よしくんＤＡＹ お祝い編」の帰り道、設定)
もうすっかり暗くなってしまった
折角雨、止んだはずだったのに、「さっきは止めてやったんだから」とばかりに今は土砂降りだ
ザーザー…
ボツボツボツ…
ダダダダダダダ…
剛から借りた傘に大粒の雨が次々に打ち付けられる
普段は雨なんか好きじゃないけど
今日は楽しかったからあんまり憂鬱にはならなかった
健「ああ〜楽しかったなあ…ふふふ」
水たまりをぴょんぴょんよけて、その足取りは軽かった
僕の来ているワイシャツの色がべったりと肌の色を映している
そんなことも構わずに傘を揺らしながら水たまりをよけていた
気づいたら誕生日のあの曲を鼻歌していた
あくまで井ノ原くんを祝おうとかじゃなくて自然と耳に残っていたから
健「ふっふふーんふーんふーふーん♪…」
暗くなった空を見上げた、そのあと僕は腕時計を確認した
もうこんな時間なんだ…気づけば19：42
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ようやくアパートについてエレベータの5階のボタンを押した
僕の家は506号室、エレベータを降りてすぐ左の角部屋だ
あれ？部屋の明かりがついてない…
母さんまだ帰ってないのかな？
鞄から鍵を取り出して鍵穴に刺した
―ガチャ
健「ただいま〜、母さん？」
廊下を歩いて洗面所に行き濡れた服を脱ぎタオルでふき、部屋や、トイレを開けてみたけど誰もいなかった
健「今日、まだ帰ってないんだ、風呂入っちゃおべっとべとするぅ」
僕はお風呂を洗いに風呂場に向かった
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
23：51
健「まだ帰ってこないなあ、母さん。今日は遅くなる日じゃないのに…どうしたんだろう。」
とりあえず、いつも、ご飯は母さんが作ってくれるか、遅い日は作り置きをしておいてくれるかだったからしかたなく僕は冷蔵庫の中から冷凍ご飯と納豆を取り出した
健「先食べて寝ちゃお」
ご飯を電子レンジにセットにあたためボタンを押した
―プルルルルル
一本の電話がかかってきた
健「えっいまあ！」
僕は慌てて納豆のネバをぐるぐるとまわして取り、急いで受話器に向かった
こんな時間に誰だよ…母さんかな
僕はちょっと語尾を上げてイラッとして出た
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錦原エリー(プロフ) - 作者の雑談多くて読みにくい。本編かと思ったらいきなり作者の雑談で、本編はその後とか読む気無くすわ。本編とは別にページ使って纏めて書けばいいのに。それだけ飛ばせるように。まぁ昔の作品なんで今更ですが。 (2022年9月18日 13時) (
レス) @page34 id: a25755538d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 返信の方遅くなり大変申し訳ございませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。只今検討中でございます！ありがとうございました！ (2016年8月3日 13時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 読んでみたい人もいると思うのですが… (2016年7月26日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 3をお読み頂きまして誠にありがとうございます！1,2の作品はお話が少々暗いためフラグを立てておりますので18歳以上の方のみの観覧となっております。申し訳ございません( ；∀；) (2016年7月18日 6時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 1と2が出てこないのですが… (2016年7月18日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2016年4月13日 5時
