*099 坂本side ページ17
清隆先生「５歳の時にな、もう１１年前のことだ。それで、あいつは母方の叔母さんに引き取られてね。俺はそのことを校長先生から聞いたんだ。そしてこういわれた「長野くんは叔母さん方に迷惑をかけたくないからすべて自分でやると言ってるそうだ。だから何事も叔母さんたちじゃなく僕を通してください。と言ってきた。いいか、彼の気持ちもくみ取ってやれ」と。」
坂本「それで、その言葉に従ったのですか？」
清隆先生「あ、いや、最初、俺は反対だったんだ。最初にあった長野は本当に普通の子供だった。何一つ変わらなかった。そして長野は優秀だったから里親を呼び出したり何か特別な話をすることもないから校長先生の言葉なんて特に気にすることもなく過ぎてった。」
俺は、事実とかそういうことを気にするのをやめた
車の中で組んでいた足を組み替えて
とりあえず今は、井ノ原先生の話に耳を傾けた
そうだあの長野なんだから、わざわざそんなことを言う必要なんてないんだ
でも、言っておかないと困るここといえば…
坂本「３者面談ですよね？」
清隆先生「ああ、そうだ。３者面談の時、俺は校長先生の言葉を無視して長野に両親に会わせてくれと頼んだ。せめて連絡先でもいいからとしつこくな。長野はとても冷静に返してきた。そして、あいつの目を見ていると光がなくてどこか心が置き去りになっているような気がしたんだ。俺は長野と里親のことで訪ねに行ったり話したりしているうちにこいつをどんどん追いつめているのではないかと思った。どんどん心を閉ざして機械的に俺をしのぐようになっているのではないかと。長野は責任感が強い。だから小さいころから必死になって里親に迷惑をかけないようにと自分の居場所はここにしかないんだと守ってきた長野の決まりがあって、それを俺が壊そうとしているのではないかと思ったんだ。だから、これが長野のやり方なら受け止めてやるしかないと思った。しっかり長野と向き合いたいってな。」
井ノ原先生はひと段落話し終えると ふう〜っと息を吐いた
清隆先生「俺、何話してんだか(笑)」
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錦原エリー(プロフ) - 作者の雑談多くて読みにくい。本編かと思ったらいきなり作者の雑談で、本編はその後とか読む気無くすわ。本編とは別にページ使って纏めて書けばいいのに。それだけ飛ばせるように。まぁ昔の作品なんで今更ですが。 (2022年9月18日 13時) (
レス) @page34 id: a25755538d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 返信の方遅くなり大変申し訳ございませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。只今検討中でございます！ありがとうございました！ (2016年8月3日 13時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 読んでみたい人もいると思うのですが… (2016年7月26日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 3をお読み頂きまして誠にありがとうございます！1,2の作品はお話が少々暗いためフラグを立てておりますので18歳以上の方のみの観覧となっております。申し訳ございません( ；∀；) (2016年7月18日 6時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 1と2が出てこないのですが… (2016年7月18日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2016年4月13日 5時
