*098 坂本side ページ16
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放課後俺は井ノ原先生の車に乗せてもらって長野の家に向かっていた
井ノ原先生の車の後部座席に座って外を眺めながら先ほど抱いた疑問をぶつけた。
坂本「どうして、連絡先を知らないんですか」
井ノ原先生が運転席でもそもそと動く音が聞こえた
恐らく長野が両親に捨てられたってことが本当なら
井ノ原先生に両親に捨てられたことを隠してるはずだ
だから長野は井ノ原先生に自分の両親の連絡先を教えるはずがない
というより教えられるはずがないんだ
井ノ原先生は現に長野の両親の連絡を知らない…
だから捨てられたというのは事実だと思う
だがあの井ノ原先生が両親の連絡先を聞かないままなんてするのか？
他に何か聞けない理由でもあるのか
２週間前に職員室で言ってた“殺された”っていうのは
あくまでその場しのぎの嘘だろう…
でも…
職員室の先生たちは長野の両親が殺されたことはともかくいないということを知っていた
ということは長野の両親がいないことは紛れもない真実
やっぱりあの場で嘘を言うにはリスクが高すぎる
捨てられたということが嘘なのか？
殺されたのが事実なのか？
いや、殺されたんじゃなくて捨てられたのか？
でもそうだとしたらわざわざ捨てられたことを黙って殺されたなんて嘘つくか？
これもすべて嘘なのか？
何度も同じ問いが俺の頭の中で張り巡らされていた
俺は話をそのまま続けた
坂本「長野の両親のことですよ、病院の時もバイト？のことも、バイトはともかく怪我をしたんですから病院の時何としてでも連絡を取りますよね、変じゃないですか？」
俺は目線を後部座席の窓から運転席に座る井ノ原先生に移した
それからバックミラーを除くと困った顔をした井ノ原先生がいた
清隆先生「お前はあの時職員室にいたからもう知ってると思うけどな、」
井ノ原先生は深くため息をついて悲しそうな目をした
清隆先生「もともとは俺と校長しか知らなかったんだけどあいつ、自分でぶちまけたから…あいつも言ってたがあいつの両親はな通り魔によって殺されたんだ」
殺された…
どちらかが答えになるとは思っていたけどその衝撃は大きかった
じゃあなんで捨てられたなんて…
俺が人殺しの息子だからか…？
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錦原エリー(プロフ) - 作者の雑談多くて読みにくい。本編かと思ったらいきなり作者の雑談で、本編はその後とか読む気無くすわ。本編とは別にページ使って纏めて書けばいいのに。それだけ飛ばせるように。まぁ昔の作品なんで今更ですが。 (2022年9月18日 13時) (
レス) @page34 id: a25755538d (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 返信の方遅くなり大変申し訳ございませんでした。貴重なご意見ありがとうございます。只今検討中でございます！ありがとうございました！ (2016年8月3日 13時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 読んでみたい人もいると思うのですが… (2016年7月26日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 他力本願な鮭さん» 3をお読み頂きまして誠にありがとうございます！1,2の作品はお話が少々暗いためフラグを立てておりますので18歳以上の方のみの観覧となっております。申し訳ございません( ；∀；) (2016年7月18日 6時) (レス) id: 82f2657c49 (このIDを非表示/違反報告)
他力本願な鮭 - 1と2が出てこないのですが… (2016年7月18日 0時) (レス) id: e9d69cbd36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2016年4月13日 5時
