一緒に居るだけで。F.Side ページ3
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凌 「ブーンブーン！」
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深 「凌喜。もう車走らせんの終わりね〜。」
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凌 「まだやるのー！」
深 「我儘言わないの。もうお風呂入る時間だから。ほら、パパと一緒においで。」
凌 「…はーい。」
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幼稚園を卒園してあともう少しで凌喜も小学生。
まだ幼いから一つのことに熱中すると俺の言うことなんか聞く耳も持ってくれない。
んまぁ、仕方ないとは思うんだけどさ、
毎日お風呂に入れさせるだけでも一苦労よ。
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いつもならもっと駄々こねるけど
今日は機嫌が良いみたいだから良かったわ。
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もしもこれが、Aだったら、
彼女の前ではきっと一人お風呂出来るとか言ったりしてかっこつけちゃうんだけどねぇ…
早くパパの言うこともすんなり聞いてくれるようになんないかな。
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深 「お湯、熱くない？」
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凌 「だいじょーぶ。」
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凌喜の後ろに立ち髪でシャンプーを泡立てれば少し擽ったそうにしてる。
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深 「凌喜、ちょっと背大きくなったんじゃない？」
凌 「うん。園長せんせーにもいわれたよ。ぼく、つよくなったってこと？」
深 「そうだなぁ。ヒーローは身体も大きくないと大切な人を守ってやれないからね。」
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二人で湯船につかっても全然スペースに余裕はある。
だって、まだこんなに小っちゃいんだもんな。
ここから凌喜もどんどん大きくなってくと思うと成長を見届けるのが楽しみで仕方ない。
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深 「…んなぁ、凌喜。」
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凌 「んー？」
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深 「パパね、守りたいって心から思える人が出来たの。その大切な人を深澤家に迎え入れたいんだ。…っと、ヒーローでいうと、仲間？一緒に居てくれるだけで強くなれるそんな存在。」
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ゆみち(プロフ) - 続きの更新、嬉しいです💜 (2023年5月1日 22時) (
レス) @page6 id: 26d9bc83bf (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。このパパ💜さんがめちゃくちゃ好きなので、嬉しいです。くろーばー。様のペースで読ませていただけると嬉しいです。 (2022年12月10日 11時) (レス) @page5 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 閲覧垢が無いので続編とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年12月4日 21時) (レス) id: 5abacaa84f (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 続編待ってました〜！！できたら名前変換できるようにして欲しいです… (2022年12月4日 12時) (レス) id: 2bb2dfb322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろーばー。
| 作成日時：2022年12月4日 11時
