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シドロモドロな私に気付いた彼は、
んはって笑った後、少しだけ寂しそうな表情をする。
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深 「…さっきから、なぁんで全然俺と目合わせてくれないの？」
あ 「だ、だって、」
深 「わーった。恥ずかしいのかぁ…、」
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ずっと好意を寄せていた貴方からまさか好きだと言われて、ましてや今こんなにもすぐ傍で笑っていて…
こんな状況が本当に現実なのかなって思っているし、
やっぱり気持ちが上手くついていかないんだ。
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深 「…こっち向いてよ。」
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あ 「深澤さん、」
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深 「深澤さんじゃなくて、呼び捨てがいいかな。」
あ 「たつや、さん、」
深 「うん。なぁに？…、A。」
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私の頬を両手で包み込まられるから
辰哉さんから逃げることなんか出来なくて。
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長いその睫毛も、何か秘めているような目の奥も、優しく笑うところも貴方の全部が愛おしい。
無意識に彼の頬へと伸びた指先。
ツンッってそこをつついてみれば胸が締め付けられるように苦しくなる。
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あ 「…やわらか、」
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深 「でしょ。もっと触れていいよ。」
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触れていいよ。なんて言うから、自分から唇を辰哉さんのそれに押し付けてみれば軽くリップ音がした。
昨日何度も重ねたキスよりも
今のキスは甘くて想いが溢れそうだった。
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ああ、なんていうんだろう、この感覚。
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幸せすぎて、どうにかなってしまいそうだ。私。
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深 「…これ、すごく似合ってる。
これからも俺と凌喜の隣にずっと居てって証ね。」
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そう言って左手薬指のリングに触れた彼は私を優しく抱きしめた。
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一緒に居るだけで。F.Side→←想いが、溢れてしまいそうで。
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ゆみち(プロフ) - 続きの更新、嬉しいです💜 (2023年5月1日 22時) (
レス) @page6 id: 26d9bc83bf (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。このパパ💜さんがめちゃくちゃ好きなので、嬉しいです。くろーばー。様のペースで読ませていただけると嬉しいです。 (2022年12月10日 11時) (レス) @page5 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 閲覧垢が無いので続編とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年12月4日 21時) (レス) id: 5abacaa84f (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 続編待ってました〜！！できたら名前変換できるようにして欲しいです… (2022年12月4日 12時) (レス) id: 2bb2dfb322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろーばー。
| 作成日時：2022年12月4日 11時
