二話 ページ8
撮影現場の駐車場
園子「確かこの辺でスタッフの人が待っててくれてるはずなんだけど」
少し待っていると後ろから誰かの声がした
英一「皆さんお待たせいたしました!今回案内役をいたします、渡部英一と申します。そろそろ撮影が始まると思うので行きましょう!」
撮影現場に到着したら大きな声が聞こえた
ゆりside
あかね「監督!やっぱりこのシチュエーションはおかしいですよ!」
まただ、毎回争っててそろそろさくらが爆発しそう
監督「それはこの前の会議で話しただろ?君も納得してくれたじゃないか」
ちか「あかねが出した案はどうなるんですか?」
監督「あの案は無駄にはしないつもりだよ。スタッフだけの会議の時にライブの演出として進めていたんだ」
あかね「...すいません、ついカッとなってしまって」
監督「撮影の前は誰でも緊張するから仕方ないよ。でも意見を言ってくれてありがとう、次の撮影の時はもう少し取り入れよう」
あかね「ありがとうございます」
英一「見学の方...見に来ていますが?」
ちか「本番スタートするからとりあえず見学席に案内して」
英一「わかりました」
蘭丸「監督...なんでオレがこいつらの撮影を手伝わなきゃいけないんですか。こいつらの方が後輩なのに」
監督「手伝うのに先輩も後輩もないだろう、口を動かしてないで手を動かしせ」
蘭丸「チッ...」
園子「なんか大変な時に来ちゃったわね」
蘭「とりあえず席に行こっか」
撮影が終了して駐車場まで送ることになった
ゆり「皆さん今日は来ていただきありがとうございました!(何もなくて良かった)」
蘭「かっこよかったです!」
ちか「また見に来てくれると嬉しいな!(歩く死神敗北!)」
あかね「今度安室さんがバイトしてる喫茶店にも行ってみたいね!」
安室「ありがとうございます」
そろそろつくというところでフラグが建築されてしまった
杏奈「きゃぁぁあああああああ!」
悲鳴が聞こえたと同時に私たちは声のした方へ走っていった
スタッフルーム
ゆり「杏奈!どうしたの!?」
杏奈「か、監督にナイフが!」
蘭&園子「きゃああああああ!」
ゆり「監督!」
私は直ぐに駆け寄り脈を測った。幸いまだ脈がある、出血が止まっていないからまだ刺されてから時間はたっていないようだ。
ゆり「さくら!あかね!警察と救急車!ちかはタオル持ってきて!止血する!」
そういってみんなをほかの部屋に案内しながら不審なものがないか探した
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作者名:まーべあ | 作成日時:2021年3月1日 20時