魔法戦士リトルパルファム-5- (ページ23)

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。゜+゜。+ Miracle16-取り戻せ！奪われたマジカルコロン！- +。゜+゜。ページ23

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パルファム王国

マジカルパレス

カズヤ「はわわ…！！ジョウくん、大丈夫やろかー…！！ダイゴー！！はよ、来てくれぇーー！！」

部屋の奥の扉が開き、ダイゴたちが現れる

ダイゴ「カズヤくん！！」

カズヤ「来てくれたぁーー！！」

斗亜「ここが、パルファム王国…」

西村「この部屋は…？」

カズヤ「ここは俺の部屋やで。こうやって、実際に会うのは初めてやな」

部屋が激しく揺れる

カズヤ「うわああぁぁ！？」

ダイゴ「ジョウくんは大丈夫なん！？」

カズヤ「分からん！！でも、この様子やとヤバいかも…」

風雅「いったい、何が起きてるんですか？」

カズヤ「邪悪団のことをいろいろ調べてたんや。そしたら、急に…怪しい反応をパレス周辺で感知して…。防御魔法を得意とするジョウくんが侵入を防いでくれてるけど、異常な強さに苦戦してるみたいなんや…」

岡崎「そんな…」

ダイゴ「光の魔力に満たされたこのパレスに侵入しようとするなんて…。考えられる幹部は…」

カズヤ「ずっとダイゴが警戒してた、新しい幹部やと思う。水晶玉で姿を見た感じ、君たちと同じくらいの年齢の子やった」

斗亜「やっぱり、ルウクや…！」

西村「ジョウイチロウさんを苦戦させてしまうほど、あの子は強い魔力を持ってるんか…？」

風雅「そんな風には、見えない感じやったけど…」

岡崎「もしかして…」

斗亜「ん？」

岡崎「俺のテニスの試合の時、斗亜たち…檻に閉じ込められて妨害されてたやん？あれ、もしかしたら…あの子がやったんちゃう？」

斗亜「あ！！」

風雅「そういえば、あの時の戦闘を仕掛けたグリードは『さぁ？』ってはぐらかしたもんな」

西村「ああいう妨害を出来るということは、それなりの魔力がある…」

ダイゴ「そして、今はその時以上の魔力を…」

部屋にジョウイチロウが入ってくる

ジョウイチロウ「くっ…」

カズヤ「ジョウくん！！」

ジョウイチロウ「ダメや…。俺の防御魔法……効かへん…」

カズヤ「そんなっ…！」

ジョウイチロウ「子供っぽい見た目やのに、とんでもない闇の魔力の持ち主や…！侮ってたかもしれん…」

ダイゴ「ジョウくんが、ここまで追い込まれるなんて…」

ジョウイチロウ「この部屋に来るのも…時間の問題…」

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