魔法戦士リトルパルファム-3- (ページ10)

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。゜+゜。+ Miracle9-怪奇現象の謎を追え！- +。゜+゜。ページ10

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誰かに肩を叩かれる斗亜

斗亜「ひぃ！？」

西村「どうした！？」

斗亜「だ…誰かに、肩を叩かれたような…」

後ろから思いっきり抱き着かれる

斗亜「うわああぁぁぁあ！？」

レヴィ「このリアクション、やっぱりそうやー！！」

斗亜「この声…！もしかして…」

風雅「まさか…！」

懐中電灯で照らすと、斗亜に抱き着くレヴィの姿が見える

レヴィ「会いたかったで、リトル・スイート！」

斗亜「ちょっと…！離れてください！！それに、今は変身してません！！」

レヴィ「そう言われてみれば、変身してへんな。変身してなくても、可愛いなー！！」

風雅「ふざけんなや！！」

思いっきりレヴィを蹴り飛ばす風雅

レヴィ「ぐえぇ！？」

西村「斗亜、大丈夫か！？」

斗亜「びっくりしたぁ…」

風雅「ていうか、何でお前がここに…」

レヴィ「俺はただ単に、パフュー魔に出来そうな人間の欲望を探してただけ。ただ、俺が狙う『嫉妬』の欲望が全然感じられへん…」

斗亜「はぁ…」

レヴィ「でも、パフュー魔を出さんくてもリトル・スイートに会えたから嬉しいで～！！」

斗亜「そう言われても…」

西村「ていうか、相手してる場合ちゃうで！！」

風雅「そうや！！今はお前の相手してる場合やないねん！！邪魔すんな！！」

急いで新聞部の部室に向かう3人

レヴィ「ちぇっ…。でも、パフュー魔を出してるわけちゃうのに…何であの3人はあんなに慌ててるんや？」

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新聞部の部室

斗亜「さすがに、誰もいないよな…？」

そーっとドアを開ける

西村「でも、荷物が散乱してる…」

風雅「この散らかり方、異常やな…。作りかけの新聞も、破かれてるし…」

懐中電灯の明かりだけで、部室の様子を見る

斗亜「やっぱり、何も…」

何かを踏む斗亜

斗亜「うわぁ！？」

風雅「今度は、何や！？」

斗亜「何か踏んだ…。けど…これって…」

懐中電灯で足元を照らすと、天満が倒れている

西村「この人って…」

風雅「新聞部の人やな。気を失ってる…？」

斗亜「あのー…。大丈夫ですかー？」

天満「うっ…」

目を覚ます天満

天満「あれ…俺……ずっと倒れてたんか…？」

西村「何があったんですか？部室…めっちゃ荒らされてますけど…」

天満「……岡崎が…」

風雅「え？」

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